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2018/01/29

実検するおじさん

スイフトスポーツのタイヤの選択肢[ZC33S][ZC32S]

私が乗っているZC32Sおよび、モデルチェンジ後のZC33Sスイフトスポーツは、タイヤ交換時に選択肢が比較的少ないタイヤサイズの195/45R17が指定されています。
ヨコハマタイヤ S.Drive AS01をZC32Sに装着しています。

私は、2018年にヨコハマタイヤS.drive AS01、2020年にヨコハマタイヤADVAN FLEVAに交換して乗ってきました。
 
 この記事は、情報が古くなっているのを2021年1月に改めて、どうしてS.DriveとADVAN FLEVAを選んだかや、それぞれの印象についてまとめなおしています。

 2021年1月現在で使用しているADVAN FLEVAに交換した記事は以下となります。



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〇以前に比べて選択肢が増えた


 私がスイフトスポーツを購入した頃は、サイズ195/45R17のタイヤの選択肢はほとんどありませんでした。しかし採用事例が増えたのか、ZC33Sスイスポが同じサイズを採用したからか、二度目のタイヤ交換となる2020年では選択肢が増えていました。
 
 しかし、採用車種が少ないのは間違いなく、ふらっとタイヤ店に行って在庫されている可能性は低いです。ですので、じっくりと品定めをした状態で狙い撃ちで購入した方が確実に良い結果に結びつきます。最近は、ネットで購入→持ち込み可能店舗で交換というスタイルも広まっていますから、安いネット店舗で購入しやすくなりました。


 では、以下に、候補からさっさと外したタイヤ、実際に交換したタイヤ、候補として悩んだタイヤを紹介して、どういう観点からタイヤを選んだかを見てゆきましょう。

 

〇最初に候補から外したタイヤ


 ダンロップのコンフォート(静音)タイプである、ルマン5は候補から外しました。比較的新しい設計のタイヤですから『グリップしない』なんてことはありえないですが、やはりコンフォートタイヤです。
 多少なりともスポーツ寄りのタイヤを選択したかったので、選択肢から外しました。

なお、さらに安価で、いわば営業車向きなタイヤもありますが、スイスポの良さが活きない選択ですので、これも真っ先に候補から外しました。


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〇1回目で選んだヨコハマタイヤ S.Drive AS01


 2018年のタイヤ交換で選んだのはS.Driveです。(2020年には廃盤となっていた)

 私が購入した時点で、既に古い設計のタイヤではありましたが「安くて、それなりにグリップして楽しい」と、評判も上々でした。そのキャラクターはスポーティー向けで、スイフトスポーツへのマッチングもなかなかでした。
 交換してみた感想として、新品交換によるノイズ低減や乗り心地の向上に加えて、週末のまったりドライブが楽しくなるグリップ感で満足でした。実家帰省で4時間以上の高速道路運転も何度もこなし、満足の行く巡航性能でした。



〇ヨコハマタイヤ ADVAN FLEVA V701


 2020年の2回目のタイヤ交換で選んだのが、ADVAN FLEVAでした。これがS.Driveの後継となります。ヨコハマの泣く子も黙る(?)スポーツブランドのADVANが銘打たれていますが、こちらのインプレ記事を見る限り、コンフォートタイヤのグリップをS.Drive以上の水準としたモデルといったところ。総合的なグリップはゴムの性能が向上した分だけS.DriveよりFLREVAが上のようです。
 
 最終的に、コストと寿命、パフォーマンスのバランスが良く、快適で、ちょっと楽しいスイスポのキャラとマッチすると判断してFLEVAを選びました。


 ちなみに、このFLEVAはS.Driveのパターンと結構似ています。



〇ブリジストン POTENZA Adrenalin RE004

※2020年3月
 ZC32S乗りの友人が使用してコメントをくれたので編集しました。

 19年頃に追加されたブリジストンの比較的新しいモデル。ヨコハマタイヤのADVAN FLEVAに比べて高価です。
 友人曰く、S.Driveに比べて『かなり粘るグリップ』とのことで、週末の峠ドライブなどでは楽しめるようです。とはいえ、街乗り向けで、超ハイグリップのポテンザを期待するとちょっと違う、とも言っていました。
 


〇ダンロップ DIREZZA Z3


 かなり本気タイヤである DIREZZA ZIIIも純正サイズで選べます。パターンが明らかに気合が入ってます。各種レビューを見ると、公道を安心して走れるサーキット向けタイヤで、乗り心地はお察しといったところ。ノーマルサイズでとことん遊ぶ!とか、ワンメイクレース!とかなら有力な選択肢になると思います。

 2019年3月(および2020年3月)では下記店舗ではアドレナリンと同等か少し安いぐらいという、とんでもない破格になっております。

 寿命などを考えると推奨はしませんが、どうせ長寿命なコンフォートタイヤで使い切れずに硬化させて交換するぐらいなら、いっそ使い切れる方が良いのではないか?と本気で悩みました…。






〇ヨコハマS.Drive AS01簡易インプレッション


※2020年3月 追記と再編集しました。

 新品状態では急アクセルや強めのブレーキでも滑り出したりしませんでしたし、そこそこの速度でハンドルを切った際もタイヤ起因でフラフラ感はありませんでした。私の扱う速度や路面状況の範疇であれば、グリップ感とコストのバランスの良いタイヤでした。

  私の場合は、知り合いにスイフトスポーツに乗っている人が多く、色々なタイヤの情報を聞くことができるのですが、その話を統合して、AS01は普段使いのタイヤとしては十分に良い性能を持っていました。

↑FLEVAに交換する直前のS.Driveの様子

 スイフトスポーツの良さは、街中や峠道で、それなりに楽しく運転できるという点だと考えていますが、S.Driveは十分に『楽しくドライブ』の範囲で楽しめました。



〇ADVAN FLEVA V701のインプレッション


 少なくとも、S.Driveの性能があれば、峠道で常識の範囲内で楽しむのならば十分な性能です。なにより、スイフトスポーツの私の考える良さである『安くて結構楽しめる』にマッチしています。この感想をベースに選択肢を絞っていきました。

 追加で調べてみますと、こちらのシビックに乗られている方が、アドレナリン(RE003)FLEVA (その2)、DIREZZA(Z2)を使用されていて参考になります。DIREZZAがすげースポーティーなのは当然として、アドレナリンの方が、FLEVAより少しハードな乗り心地でグリップもあるようです。


 このような先入観を持った上で、インプレッションは以下となります。
 
・乗り出し柔らかで、ハンドルが軽い
・静かでマイルドな乗り心地
・エンブレ弱くなった?と思うぐらい転がる
・それなりの速度でハンドルを切っても腰砕け感が無い
・ハンドル、ブレーキの反応が思ったより良い
・雨の日でも不安感が無い

 FLEVAは、ADVANというブランドの割にコンフォート寄りな点を了解しておけば、想像よりも入力に応えてくれるタイヤです。レスポンスというかフィードバックは弱いタイヤではあります。これ以上のクイックさを求めるなら、足回りを固めてやる方が先決かな?と感じています。

※21年10月追記
 約1年半使用して、自分の車の運用が少し変わったので断言はできませんが、燃費が燃費表示計に従うと(街乗りだけ)16.7km/L→16.9km/Lと1.2%ほど上昇しています。高速道路を走らずには達成できなかった16.9km/Lの表示を、街乗りだけで(しかも長期間の平均で)達成しているので、実際に燃費が向上しているのでは?と考えています。


 FLEVAの感想と、他のタイヤのインプレ記事を統合して以下を提案します。

  • サスを交換済みでスポーティー重視ならDIREZZA Z3が破格すぎる
  • 少しハードでも、しっかりした乗り心地とグリップが欲しければアドレナリン
  • 価格と乗り心地、グリップのバランスが取れたADAVAN FLEVA


 交換した感想として、少なくともADVAN FLEVAであれば、スイスポの運転の楽しさをスポイルすることなく、家族に嫌われない乗り心地の良さが手に入れられる、と私は推奨します。

 それ以上のスパルタンなグリップが欲しい場合は、ご自身の責任でディレッツァでも買ってください(笑)