で『有力候補だ』と上げていたSBDC053は買わず(←)SKX013を購入しました。このあたりの選択について少し書いておこうと思いました。
かなり悩んだので、同じような悩みがある人の参考になればと。
※追記
ブレスやクラスプ、夜光について細かく写真を撮って紹介したレビューを別記事に用意しました。
[レビュー]セイコーダイバーズ SKX013
9/24更新
アマゾンにて少量入荷しているようです。
SKX013ブレスモデルが入荷しています。
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〇はじめに
シンプルで小型の時計を好む私ですが、夏場には大きめで防水性が期待できるダイバーズウォッチが欲しくなってきました。というわけで、以下の記事に示したように候補をいろいろあげて、それはもう、四六時中時計のことを考えていました。
・セイコー ダイバーズウォッチが欲しかったので比較した話
・セイコーダイバーズ比較その2[SBDC031とSBDC061の違い]
で、そのなかで、有力候補であったSBDC053を買わずに、ブラックボーイボーイズサイズと呼ばれるSKX013を購入しました。このあたりの経緯を今回は記事にしました。
※追記
ブレスやクラスプ、夜光について細かく写真を撮って紹介したレビューを別記事に用意しました。
[レビュー]セイコーダイバーズ SKX013
〇ブラックボーイ ボーイズサイズSKX013とは
SKX013の愛称はブラックボーイ ボーイズサイズです。元々は、SKX007(ブラックボーイ)と、SKX009(ネイビーボーイ)等があり、これらは他のセイコーダイバーズウォッチに比べて小型でスッキリとした形状であることから、〇〇ボーイと呼ばれるようになった、とされています。
これらは、タートルと呼ばれるサードダイバーの後継として誕生(正確にはクオーツ搭載のクオーツダイバーなどを経て現在のボーイシリーズになっている)しており、セイコーダイバーズウォッチの直系モデルです。
現在、セイコーはダイバーズウォッチにおいて、過去品の復刻やそれらをイメージしたリイシューに熱心なので、この『系譜』とか『後継』というのが曖昧で分かりにくくなっていますが、ボーイ=単純な廉価版(実際値段も安い)という訳ではありません。
さて、そんなボーイシリーズのレディースサイズといいますかボーイズサイズとしてSKX013が販売されています。ボーイシリーズがケース径42mmに対し、SKX013はケース径38mmとなっています。
機能やムーブメントは同等で、まさしくサイズダウンモデルなのですが、実際に現物を見てみますと、各デザインを細かく調整しており非常にバランスが取れていて、SKX013単品で考えてもとても格好良いと感じていました。
〇SKX013を選んだ理由
SKX007とSKX013は黒色、SKX009はネイビー文字盤のペプシベゼルとなります。色だけで考えると、黒か?ネイビーか?となります。ここで、私のように今後何本か購入する可能性を考えると、黒の大SKX007と黒の小SKX013の2つを揃えるというのは多少もったいない気もします。そのため今後の展開として、複数購入する可能性があるならSKX009のネイビーか、SKX013のブラックか、を迷いました。
実は、この2つの他にも黒金のタートルSRP775も候補に入っていました。(SBDC053は予算オーバーといいますか、そこまで出すなら別のモデルが買えてしまう…と候補から外しました。良い物なのですが…。)
そんななかで、ネイビーボーイ(ペプシ)にネイビーのストラップを着用しているおじさまを見かけまして、これがもう、さわやかで良かったのです。なので、ボーイシリーズよりも大柄なタートルは今回はパスして、ボーイシリーズで検討することにしました。
↑件のおじさまは、おそらくこれのトライデント×レッドでペプシカラーに合わせていたと思われます。似合っていました。
ここでボーイとボーイボーイズの大きな違いは、サイズとラグ幅(ベルト幅)です。SKX007 SKX009はラグ幅が22mmで、SKX013はラグ幅が20mmです。先に取り上げたサードダイバー(タートル)も22mmです。
個人的な感想として、22mmのブレスは結構太いという印象があります。また、以前、SKX009とSKX013を直接比較した時の感想は、かなりSKX009が大きく感じ、SKX013がシャープな雰囲気でした。両方魅力的ですが、SKX013の方が現在の好みにマッチするかな?と考えました。
というわけで、心の中ではSKX013に決まったものの生産量も少ないのか国内在庫が少ない上に、それがどんどん売れてしまい、8月初旬の段階でネット上の在庫が出払ってしまいました。そんな感じで、しばらくお預けかな?パイロットウォッチを先に買おうかな?と考えていたのですが、たまたま1つ安価に購入できるチャンスがありましたのでSKX013の購入を決めたわけです。
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〇セイコー ボーイ各モデルのおすすめポイント
私の選考ポイントは特殊だったので、より一般的な視点に立って、ボーイシリーズの各モデルのおすすめポイントを列挙します。
☆SKX007 SKX009のおすすめポイント
・より安価
・流通量が豊富
・セイコーダイバーズの代表商品
・色が選べる
・ダイバーズらしい大きさ
・他のセイコーダイバーズとベルトを共有できる
(↑ナイロンや革ベルトのことです。要サイズ確認)
☆SKX013のおすすめポイント
・色々なスタイルにマッチする
・腕の細い人にもマッチする
・珍しい小型ダイバーズ
・ラグ幅20mmにこだわるならこれ
☆どれを選ぶ?
セイコーダイバーズ入門の1本とするならば、ボーイSKX007 SKX009をお勧めしたいです。理由は、王道で代表商品であり、ダイバーズらしいサイズ感が楽しめるからです。色を選べるという点も有利でしょう。特に、ダイバーズウォッチがマッチする腕の太さの人はこちらの方が良いのではないか?と思います。(腕の太さは、自分の腕の太さと見比べますと、周囲17cm以上あたりが閾値になるかなぁと思います)
SKX013は、腕がそれよりも細い人にマッチしそうです。もちろん、私(周囲17.5cm)のような人にもマッチしますが、どちらかというと『ダイバーズっぽいデザインのスポーツウォッチ』という雰囲気になります。逆に、『ダイバーズっぽさ薄め』の使いやすい時計を求めるならSKX013でしょう。また、すでに大型の時計を持っている人の2本目、3本目に雰囲気が異なる時計として選ぶのも良いでしょう。
※追記
ジュビリーブレスですがフィット感の評価が分かれているように思います。個人的にはフィット感◎です。ただ、自分はタイトに調整して使用していますので、微妙に捻じれてくれるのが、手首にフィットして都合が良い感じです。逆にルーズに、手を振って動く程度ですと、腕の上で捻じれてシッカリ感が足りないと感じるかもしれません。ご自身の使い方と合わせて検討ください。
〇最後に
自分でも、なかなかニッチな選び方をしていると思っていますので参考になるのか微妙ですが、大きな方のボーイだけではなくて、SKX013にも注目してほしいなぁと思います。全体のバランスが良く、いろいろなテイストがミックスされたような感じがあり、ボーイズサイズとかレディースサイズとして検討対象から外すのはもったいないと思っています。
2018年のSKX013のネット在庫の推移をなんとなく思い出しますと、5~6月頃はそれなりで、7月頃から減り始めて、8月初旬にはほとんど売り切れてしまいました。メーカーの生産体制の問題もあるのでSKX013のこれらの動向は毎年かどうかは分かりませんが、夏に向かってダイバーズウォッチが売れる傾向は確かです。使いたい時に売り切れになってしまう前に、そのうち買おうと考えている人は比較的安価な(24000円ぐらいかな?)在庫があるうちに決断してしまった方が良いかもしれません。
ブレスやクラスプ、夜光について細かく写真を撮って紹介したレビューを別記事に用意しました。
[レビュー]セイコーダイバーズ SKX013
※2018/08/26追記
ブレスモデルは世界的に在庫不足のようです。一時的なものかどうかは不明です。ウレタンストラップモデルはまだ日本に安価で残っていますね。多少高くつきますが、ウレタンストラップモデルを買って、NATOストラップや先のMNストラップを着けるとか、思い切って定番のタイコノート製オイスターブレスを着けるという手もあります。タイコノートのブレスを着けたとすると、ざっくり合計で3.6万円…。instagramでこの組み合わせをしている人を見ますと、かなり格好良いのでアリですし、ブレスの完成度も相まって見栄えも良くなります。純正のブレスがヨレヨレになってきたら買い替えようかな?
9/24更新
アマゾンにて少量入荷しているようです。
SKX013ブレスモデルが入荷しています。