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2018/01/28

実検するおじさん

[その1]Meiji THE Chocolate 全種食べ比べ![徹底比較レビュー]

各業界で、ちょっと贅沢な、ちょっと本格的で、ちょっと高い商品というのがヒットしています。

チョコレートについては比較的以前よりその傾向がありましたが、meijiがTHE Chocolateシリーズを展開したことでそれが加速したように思います。

一見するとチョコレートと分かりにくく、中の商品の様子も分からないが、おしゃれでデザイン性の高いパッケージ、というこれまで、コンビニで展開されるチョコ類ではなかったパッケージングです。その結果THE Chocolateシリーズは、ちょっと贅沢で、ちょっと本格的でおしゃれな商品という趣向にマッチして大ヒットしました。


かなり種類があり、パッケージ裏に説明はありますが、実際のところどうなんだろうと考え、今回食べ比べレビューをしました。

主な購買層は女性だと勝手に思っているのですが、バレンタインに『友チョコ』という感じで、友人同士で食べ比べをするというのも面白いと思いますので、参考にどうぞ。

今回紹介していないミルクチョコレートは[その2]ミルクチョコレート編に掲載していますので、そちらもあわせてご覧ください!


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〇比較レビューを始める前に


 THE Chocolateシリーズは、BEAN to BARというコンセプトが取られています。これは、カカオ豆からバー(チョコレート)にするまで一貫して扱う、という意味で、カカオ豆の仕入れから加工までmeijiが行っているということを示しています。国内生産の原材料(例えばポテトチップス)なら多いですが、海外生産のカカオ豆でこれを行うのは手間がかかるのでは?と予想でき、気合が入っているのを感じます。

 THE Chocolateシリーズには、ミルク入りのタイプ(例えばベルベットミルクなら、カカオ51%+ミルク)が4種と、ミルク表記の無いビタータイプ(例えばコンフォートビターならカカオ70%)が2種、および、抹茶とフランボワーズのフレーバー入り2種があります。

 フレーバー入りはフレーバーが強く、メインの比較記事では扱いません。(別途扱うかも) 今回は、ビター2種とミルク入り4種を扱います。パッケージには、カカオ豆の生産国は大きくは書かれていませんが、原材料表記や店頭POP、公式サイトには載っています。

 写真入りで紹介しており、非常に長くなりましたので、ビターを扱った『その1』(本記事)と、ミルク入りを扱った『その2』(レビュー記事はこちら)に分けています。両方を読んでいただけますと幸いです。

 チョコレートは温度が重要な要素となります。室温は23℃程度の環境に3時間以上放置して温度を馴染ませたものを試食しています。

 ちなみに、中身の写真も撮ってみましたが、どうにも見栄えが良くならなかったので掲載を諦めました。(あと、見た目の差が写真に出ないw)ご了承ください。


〇Comfort Bitter(コンフォートビター)



 濃い青のパッケージ


 ベネズエラ産のカカオ豆を使用。カカオ豆産地はベルベットミルク(レビューはその2)最初の印象は軽い酸味とナッツ系の香り。苦味はあるがキツさや渋みは無い。

 食べ進めると、しっかりとしたカカオの風味や、ナッツ系の香りがする。砂糖の甘味は口に入れた前半に良く感じるが、すっと引いていき残りにくい。後半は砂糖というより素材の甘味が残るような程度の甘味が残る。ナッツ系に含まれるのだろうが、ココアの風味で良くある香りがある。

 食感は、やや硬めで、多少、ザラッとした食感がある。ザラザラと不快な感じではないが、ミルク入りのタイプの滑らかな食感とは大きく異なる。この商品が悪いのではなくて、カカオの割合が高いチョコレートはこんな感じなので、マイナスという印象はない。

 香りは食べた後もしっかりと残って、濃い目のコーヒーなどとあわせても負けない強さがある。パッケージ裏のマッピングでは苦味が強い表示だが、嫌な残り方はしないので、苦味が苦手な人もそこまで心配しなくても良いかもしれない。(たぶん相対評価なのだと思う。)


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〇Elegant Bitter(エレガントビター)



あざやかなオレンジのパッケージ

 ブラジルトメアスー産のカカオ豆を使用。カカオ豆産地はサニーミルク(レビューはその2)と同じ。最初の印象は、花の香りというか、上質なハチミツやメープルのような甘くさわやかな香りが印象的で、華やかさがある。

 食べ進めると、さわやかな酸味があり、先の花の香りのような酸系の香りも混ざって、甘酸っぱい感じもある。砂糖の甘味はコンフォートビターより控えめだが、花系の香りのおかげか、パッケージ裏のマッピングよりも甘味があるように感じるし、さわやかさで苦味もライトに感じる。苦味は後半に残らずにすっと引いてゆく感じ。コンフォートビターで印象的だったココアの感じはエレガントビターが控えめ。

 食感は、コンフォートビターと似ていて、やや硬めで、多少、ザラッとした食感がある。こちらもザラザラと不快な感じはない

 後半は比較的あっさりとした感じで、果実系のやさしい香りが良く残る感じ。苦味も甘味も引いて香りが残る感じで、ビターチョコレートを食べた後にしてはライトな印象。


〇ビターチョコレート比較


 共にミルクの表記の無いビターチョコレートだが、方向性は大きく違う。

 コンフォートビターは、より濃厚で力強さが持続する感じがして、エレガントビターの方が花系の香りがあって複雑で繊細な印象。

 コンフォートビターを深煎りのマンデリンコーヒーのような重厚さとすると、エレガントビターはダージリンティーや浅煎りのキリマンジャロコーヒーのようなさわやかさがある。どちらも、コーヒーや紅茶に合うが、コンフォートビターはやや重厚なコーヒーやカプチーノ、エレガントビターはあっさりとした浅煎りコーヒーや紅茶の方が合うのではないか?と思う。

 共に『ビター』と名前が付いているが、キツイ苦味はなく、嫌みな感じや後味の悪さは無い。なので、苦味が苦手でも、ミルク感の少ない(ミルク表記の無い)タイプを試してみたい、と思っている人にも受け入れられやすいと思う。(もちろん、私が苦味に強いというのもあるので、人によってはこれでもダメかもしれないけれど…)


〇ミルク入りと比べると


 その2で示すミルク表記のあるタイプと比べると、ミルク入りか否かの差は大きいと感じる。ビタータイプは、口に入れた時(舌に当たった時)は、そこまで香りは出ずに、噛んだり口の中で溶けた時に、いっきにカカオ豆の風味が広がる感じだが、ミルク入りタイプは、口に入れた時に甘味やミルクの感じを強く感じる。

 ミルクはチョコに滑らかさを与えるのに重要な役割を示しているようで、ビタータイプは溶けた時に、若干ザラッとした感じがある。(不愉快ではない) 一方、ミルクタイプはかなり滑らかに感じる。ミルクタイプの方がカカオの割合が低いので、そのあたりの影響もあると思うが、違いが大きい。


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〇まとめ


 全体の印象のまとめはその2に掲載していますので、そちらもあわせてどうぞ!

 チョコレート、もしくはカカオ豆と言っても、かなりの差があるのが良く分かります。逆に言うと、meijiは差が分かりやすいようなラインナップを組んでいるのが良く分かります。この差を出すために、カカオ豆からチョコレートにするまで一貫して管理する、BEAN to BARのコンセプトを打ち出している効果が出ているように思います。

 そのような難しい話は置いておいて、単純にどれを食べてもおいしいと感じます。その2の内容もまとめて書いてしまいますが、大体こんな感じでしょうか。

☆ビターチョコレート
 ・上質なビターチョコを求めるならコンフォートビター
 ・カカオ豆の多様性を感じるならエレガントビター

☆ミルク入りチョコレート
 ・meijiのチョコぽさと上質なチョコを両立するならベルベットミルク
 ・カカオ豆の多様性を感じるならブリリアントミルクやサニーミルク
 ・ナッツ系、花系の香り、ミルク感の複雑さならビビッドミルク


 3枚入りで250円ほどと確かに高めですが、カカオ豆の多様性を感じ取るのには非常に良いと思います。ショコラティエで同じような食べ比べをしようとすると、もう少しお金が必要になってしまいますので、そういう意味ではコスパが良いのかもしれません。(残念ながら超高価なチョコは買ったことがないので、レベルの差は分からないのですが…)

 とりあえず、全種類に良さがありますので、いろいろと食べ比べてみてください!


今回紹介していないミルクチョコレートは[その2]ミルクチョコレート編に掲載していますので、そちらもあわせてご覧ください!


お菓子や飲料類のレビューはラベルの食品・飲料から閲覧できます。また、ラベルの買い物かごの中身から、その他、各種レビュー記事が閲覧できます。


一応、リンク貼ってありますが、コンビニで買えば良いと思いますよ。