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2021/02/20

実検するおじさん

パナソニック 自動車用バッテリー「カオス」に交換しました(2回目 寿命などレビュー)

私が絶大な信頼を寄せている自動車用バッテリー パナソニック「カオス」を購入しました。

前回も同様の「カオス」バッテリーを使用してきましたので、長期使用してきたレビューや寿命について解説します。 

4年半使用による劣化具合の調査を別に行いましたので、以下にまとめました。

 



〇今回交換したきっかけ


 (2021年2月に交換の記事です) 前回もカオスバッテリーを選んでおり、カオス→カオスへの交換となります。前回は2016年9月に購入・交換していますから、約4年半使ったことになります。メーカーの保証は3年間。

↑こちらはZC32Sスイフトスポーツ適合サイズ。車種によって異なります。

 1月中旬の真冬の一番寒い時期に『夜にコンビニへ行く→買い物するのにエンジンオフ→買い物終って帰るために再スタート』の再スタート時に、点火にもたつく『ヒヤリ』エピソードがあり、さっさと交換しました。(知人に充電器を借りて充電したが、根本的解決にはならなかったので観念した。)

 良く考えてみれば、2020年は外出自粛となり、バッテリーを充電する格好の機会となるロングドライブを全くしませんでした。そうしますとチョイノリばかりとなって、バッテリーの寿命に一番悪影響となる「十分な充電ができていない状態で消費する」ことを繰り返してしまいました。

 ですので、バッテリーにはかなり厳しい環境になっていたと考えられ、延命や引き伸ばしを辞めて、潔く交換しました。



〇カオスバッテリーの特徴と寿命について


 カオスバッテリーは、パナソニックのヒット商品で、評判の良いバッテリーです。一般的な鉛バッテリーよりも高性能であるのが売りとなっています。

 カオスバッテリーが高性能というのは、「瞬間的に発揮できるエネルギー(電流)がデカい」「蓄えておけるエネルギーがデカい」ことを指します。瞬発筋があって持久力もあるといったところでしょうか?

 電池とは「出力可能な電流が大きければ、充電できる電流も大きい」暗黙のルールみたいなものがあります。つまり、カオスバッテリーは充電もスムーズにできるため、使った分の回収が上手いバッテリーとも考えることができます。会社で、電気系の仕事をしていると、容量がデカくて安定している二次電池が欲しいことが多く、ほとんどみんな「カオスバッテリーを指名買い」しています。

 また、鉛バッテリーは「満充電に近い領域で使う方が長持ちする」特徴があります。逆に「一度放電しきってしまうと、元の性能に戻ることは難しい」特性があります。よって、最初の容量が大きい方が、使い過ぎの領域に入るまでの余裕が大きくなるのでカオスバッテリーは有利です。

 さて、ガソリンスタンドのバイト時代に、たくさんの車のバッテリーチェックを行ってきました。使っていたバッテリーの診断機は「本当か嘘か知らないが、かなり厳しめ」の診断結果でした。それを見ている限りでは、一般的なバッテリーで街乗りメインの人々は『2年ぐらいで要注意判定が出る』印象でした。
 自分の使ってきた印象(自分の車の乗り方)では、3年は大丈夫で、4年目はかなり怪しいといったイメージでした。


 今回の交換でお役御免となる前回分のカオスバッテリーは、最初に書いた通り『4年半』使用してきました。しかも、ロングドライブを全くせずに1年間過ごさざるを得なくなり、バッテリーには厳しい1年でした。
 そう考えると「カオスバッテリーはかなり善戦した」と評価して良い!と考えて、再度、カオスバッテリーを購入しました。



〇スイフトスポーツにカオスバッテリー


 ZC32Sスイフトスポーツには、〇B24Lのバッテリーが指定されています。「B」は端子のサイズ、「24」は本体の大きさの規格です。〇と書いた部分は、簡単に言うとバッテリーの発電性能です。B24サイズの一般的なものは60B24Lぐらいなのに対し、カオスバッテリーは80B24Lとなって、数字が大きく、高性能であることが分かります。

 新品となって、エンジンの掛かりが良くなりました。それ以外は特段の変化はありませんので、手短に…。 
 最後の「L」は端子の方向を示しています。間違えると取り付けできないので購入時は注意!!
バッテリー回収の都合もあり、交換をショップに依頼。ボンネット内が汚ぇw




〇早めの交換をお勧めする理由  


 知人の話やバイト時代のお客さんのトラブル、自分の経験を統合すると、鉛バッテリーは以下のようなトラブルが起きます。

・寒いと出せるエネルギーが小さくなる
 →夜に冷えてエンジンがかからない

・徐々に劣化して性能が低下する
 →ロングドライブしても充電されない

・昨日まで大丈夫だったが
 突然エンジンがかからないなんてことが…


 特に、2020年、2021年は「ロングドライブする機会が少ない特殊な年」であり、バッテリーにとっては『かなり厳しい年』と予想しています。

 ですから、この特殊な年に、これまでの経験則で「まだ2~3年だから、まだ大丈夫」とはあまり考えない方が良いかもしれません。

 セルでエンジンを回すのは相当な電力を使います。バッテリーが弱った状態で、セルでエンジンをかける「キュルキュル」を長く続けると、相当消耗します(苦笑) バッテリーが弱った状態でこれを続けていると、弱り目に祟り目でバッテリー終了に近づきますから要注意です。ヤバいかな?は「かなりヤバい」と思った方が良いと考えています…。

↑こちらはZC32Sスイフトスポーツ適合サイズ。車種によって異なります。

  バッテリーが上がってしまうと、ディーラーに来てもらったりJAFのレッカーでピックアップしてもらったり…、いずれにしても出費が大きくなります。バッテリーは販売店の価格差が大きいので、ネットで1万円で買えるバッテリーも、用品店ではもっと高価となる場合が多いです。

 早めに手配して、早めに交換する方が、結局のところ安く済むってパターンの消耗品だと私は考えています。少なくとも私はそう考えて、予防的に交換しました。