ヨコハマタイヤS.Driveを装着していましたスイフトスポーツのタイヤを、ヨコハマ ADVAN FLEVA V701に交換しました。
タイヤサイズは純正の195/45R17です。私のスイスポはZC32Sで2020年6月の段階で旧型となりますが、現行のZC33Sも同じサイズですので、ZC33Sでタイヤ交換を悩まれている人も参考になるかと思います。
この記事では、いくつかの有力な候補の中からADVAN FLEVAに交換した理由と、レビューや感想についてまとめます。
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〇タイヤ交換を決めた理由
S.Driveの使用期間は約3年半で走行距離は3万km弱。残りの溝は5割ちょっと。タイヤ交換をお願いしたショップの店主談では、ゴムの寿命は「4年いければ良い方」だそう(自分もそう思う)で、今の車にあと3年乗りたいと考えると、あと1度タイヤ交換をすべきと考えました。
ならば、早めに交換して快適&安心にドライブを楽しみつつ、新タイヤの寿命を使い切りたい!と考えて、交換を決断しました。
〇有力候補は3つ
スイフトスポーツZC32SおよびZC33Sの純正タイヤサイズは同じで、195/45R17となります。このサイズがラインナップされていて、ちょっとスポーティーなラインナップを考えると、おのずと候補が絞れてきます。それが以下の3つです。
☆DUNLOP DIREZZA Z3
☆POTENZA アドレナリン
☆ADVAN FLEVA V701
大雑把に、上から順にスポーティー&ハイグリップで、下から順に乗り味マイルドで省燃費です。この候補から、どのような特徴があるかや、タイプ別におすすめを検討します。
なお、FLEVAよりもコンフォート&エコ志向のタイヤは候補から外しました。
〇タイヤ選択のスタンス
自分はスイスポの『安くて結構楽しめるキャラ』が好きで乗っています。乗り心地もしっかり系で悪くない点も気に入っています。
ですので、高性能よりも街乗りでのバランスを重視したいと考えました。
☆DUNLOP DIREZZA Z3
候補の中では最もスポーティーでサーキット向け。街乗り『も』いけるってキャラ。グリップは申し分ないが、ノーマルサスだと性能を活かしきれない可能性大だし、乗り心地も『割り切り』が必要。安く買えばアドレナリンよりも安い破格のスペック。(参考サイト)
興味はあるものの、街乗り重視の自分にはアンマッチだと判断しました。
☆POTENZA アドレナリン
街乗り重視の有力候補1。各種情報をまとめると、スポーティータイヤを街乗り向けにチューニングしたキャラの模様で、街乗りでのグリップは申し分なし。乗り心地はそこそこ硬めで、省燃費性はそこそこ。ブリジストンは国産他社に比べて少し高価だし、このモデルも候補の中で最も高価。
☆ADVAN FLEVA V701
街乗り重視の有力候補2。S.Driveとの比較記事や、先のレビューを見ると、S.Driveより乗り味マイルドに、しかしグリップは向上しており、エコ&コンフォートタイヤのグリップを向上させたキャラの模様。3つの中では最も省燃費性が期待できる。アドレナリンより2割ほど安く買えるのも嬉しい。
※21年10月追記
約1年半使用して、自分の車の運用が少し変わったので断言はできませんが、燃費が燃費表示計に従うと(街乗りだけ)16.7km/L→16.9km/Lと1.2%ほど上昇しています。高速道路を走らずには達成できなかった16.9km/Lの表示を、街乗りだけで(しかも長期間の平均で)達成しているので、実際に燃費が向上しているのでは?と考えています。
約1年半使用して、自分の車の運用が少し変わったので断言はできませんが、燃費が燃費表示計に従うと(街乗りだけ)16.7km/L→16.9km/Lと1.2%ほど上昇しています。高速道路を走らずには達成できなかった16.9km/Lの表示を、街乗りだけで(しかも長期間の平均で)達成しているので、実際に燃費が向上しているのでは?と考えています。
〇3つを比較して
以下のように判断しました。
- サスを交換してあり、スポーティーなキャラを求めるならDIREZZA Z3が破格すぎる
- 少しハードでも、しっかりした乗り心地とグリップが欲しければアドレナリン
- 価格と乗り心地、グリップのバランスが取れたADVAN FLEVA
FLEVAのグリップ力が低いかもしれない、との懸念はありましたが、装着しているS.Driveよりも高評価であることを考えて、十分な性能が得られると考えました。
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〇ADVAN FLEVA V701 初期レビュー
タイヤは新鮮なものに限る! すごく良いです。当たり前ですが、カチカチになったハイグリップタイヤよりも新品のコンフォートの方が安心ですよ。
その点はさておいて、FLEVAの最初の感想は『ハンドル軽い!乗り味マイルド!グリップ悪くない!割と静か!』でした。
多少詳しいレビューは↓にあります。
この記事ではサラッと。
ハンドルが軽く、ロードノイズが穏やかで、振動の硬さや鋭さがマイルドになり、雨の日でもグリップ感が落ちにくいので、総じて『ドライブでの疲労感が軽減される』と感じました。
また、パイパスでのレーンチェンジでも反応が良いです。これだけグリップの安定感があれば文句ないです。これ以上を求めるなら、先に足回りを固めないと意味がないかな?とも感じます。
驚いたのが、コンビニの駐車場の段差を超えた時で、前は「ガゴン」と大きな音が出ていましたが、「ボコン」と衝撃も柔らかくなっています。
ZC32Sスイフトスポーツの『安くて結構楽しめるキャラ』や、日常の足としての使い方に、FLEVAのキャラクターと性能がマッチしており、総じて高評価で、替えて良かったと思っています。
〇感想は『高評価』 満足しています
消耗品は「完全にダメになる前に交換する」が鉄則だと考えています。車のタイヤは高価ですから、消耗具合に加えて、その車にあと何年乗りたいか?も交換時期のポイントになってきます。あと3年ぐらいを考えているなら、ここらでタイヤ交換をしておいた方が、長い期間、安心安全にドライブを楽しめるかもしれません。
そんな考えで交換してみたADVAN FLEVA。大変満足しており、我ながら良い選択だと感じております。タイヤの選択肢の少ないスイフトスポーツ(および同じサイズの車)には、『ファンドライブの範囲内ならば』自信をもってお勧めできます。
※21年10月追記
約1年半使用して、慣れたのか最初ほどの柔らかさは感じません。多少は硬化したかも。グリップ感の悪化もなく、回転の軽さもあります。自分の車の運用が少し変わったので断言はできませんが、燃費が燃費表示計に従うと(街乗りだけ)16.7km/L→16.9km/Lと1.2%ほど上昇しています。その程度といえばその程度ですが、高速道路を走らずには達成できなかった16.9km/Lの表示を、街乗りだけで(しかも長期間の平均で)達成しているので、実際に燃費が向上しているのでは?と考えています。
約1年半使用して、慣れたのか最初ほどの柔らかさは感じません。多少は硬化したかも。グリップ感の悪化もなく、回転の軽さもあります。自分の車の運用が少し変わったので断言はできませんが、燃費が燃費表示計に従うと(街乗りだけ)16.7km/L→16.9km/Lと1.2%ほど上昇しています。その程度といえばその程度ですが、高速道路を走らずには達成できなかった16.9km/Lの表示を、街乗りだけで(しかも長期間の平均で)達成しているので、実際に燃費が向上しているのでは?と考えています。
ZC33Sに試乗してきたよっていう記事をアップしていますので、そちらもあわせてどうぞ。