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2020/06/19

実検するおじさん

スイフトスポーツのタイヤをADVAN FLEVA V701に交換しました[ZC32S][ZC33S]

ヨコハマタイヤS.Driveを装着していましたスイフトスポーツのタイヤを、ヨコハマ ADVAN FLEVA V701に交換しました。

タイヤサイズは純正の195/45R17です。私のスイスポはZC32Sで2020年6月の段階で旧型となりますが、現行のZC33Sも同じサイズですので、ZC33Sでタイヤ交換を悩まれている人も参考になるかと思います。

この記事では、いくつかの有力な候補の中からADVAN FLEVAに交換した理由と、レビューや感想についてまとめます。


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〇タイヤ交換を決めた理由


 S.Driveの使用期間は約3年半で走行距離は3万km弱。残りの溝は5割ちょっと。タイヤ交換をお願いしたショップの店主談では、ゴムの寿命は「4年いければ良い方」だそう(自分もそう思う)で、今の車にあと3年乗りたいと考えると、あと1度タイヤ交換をすべきと考えました。

 ならば、早めに交換して快適&安心にドライブを楽しみつつ、新タイヤの寿命を使い切りたい!と考えて、交換を決断しました。

 タイヤは、スポーツしない普通乗用車で年走行1万キロちょっとの人であれば3年ぐらい使える「交換スパンの長い消耗品」ですから、車の乗り換えタイミングなどから逆算して交換時期を考えることをお勧めします。



〇有力候補は3つ


 スイフトスポーツZC32SおよびZC33Sの純正タイヤサイズは同じで、195/45R17となります。このサイズがラインナップされていて、ちょっとスポーティーなラインナップを考えると、おのずと候補が絞れてきます。それが以下の3つです。

 ☆DUNLOP DIREZZA Z3

 ☆POTENZA アドレナリン

 ☆ADVAN FLEVA V701


 大雑把に、上から順にスポーティー&ハイグリップで、下から順に乗り味マイルドで省燃費です。この候補から、どのような特徴があるかや、タイプ別におすすめを検討します。

 なお、FLEVAよりもコンフォート&エコ志向のタイヤは候補から外しました。


〇タイヤ選択のスタンス


 自分はスイスポの『安くて結構楽しめるキャラ』が好きで乗っています。乗り心地もしっかり系で悪くない点も気に入っています。

 ですので、高性能よりも街乗りでのバランスを重視したいと考えました。

 なお、タイヤ選択において有用な情報をアップしてくれていたシビックに乗られている方の記事を参考にしました。(DIREZZA(Z2) アドレナリン(RE003) FLEVAその1 その2


☆DUNLOP DIREZZA Z3


 候補の中では最もスポーティーでサーキット向け。街乗り『も』いけるってキャラ。グリップは申し分ないが、ノーマルサスだと性能を活かしきれない可能性大だし、乗り心地も『割り切り』が必要。安く買えばアドレナリンよりも安い破格のスペック。(参考サイト

 興味はあるものの、街乗り重視の自分にはアンマッチだと判断しました。


☆POTENZA アドレナリン


 街乗り重視の有力候補1。各種情報をまとめると、スポーティータイヤを街乗り向けにチューニングしたキャラの模様で、街乗りでのグリップは申し分なし。乗り心地はそこそこ硬めで、省燃費性はそこそこ。ブリジストンは国産他社に比べて少し高価だし、このモデルも候補の中で最も高価。


☆ADVAN FLEVA V701


 街乗り重視の有力候補2。S.Driveとの比較記事や、先のレビューを見ると、S.Driveより乗り味マイルドに、しかしグリップは向上しており、エコ&コンフォートタイヤのグリップを向上させたキャラの模様。3つの中では最も省燃費性が期待できる。アドレナリンより2割ほど安く買えるのも嬉しい。


※21年10月追記
 約1年半使用して、自分の車の運用が少し変わったので断言はできませんが、燃費が燃費表示計に従うと(街乗りだけ)16.7km/L→16.9km/Lと1.2%ほど上昇しています。高速道路を走らずには達成できなかった16.9km/Lの表示を、街乗りだけで(しかも長期間の平均で)達成しているので、実際に燃費が向上しているのでは?と考えています。


〇3つを比較して


 以下のように判断しました。

  • サスを交換してあり、スポーティーなキャラを求めるならDIREZZA Z3が破格すぎる
  • 少しハードでも、しっかりした乗り心地とグリップが欲しければアドレナリン
  • 価格と乗り心地、グリップのバランスが取れたADVAN FLEVA

 FLEVAのグリップ力が低いかもしれない、との懸念はありましたが、装着しているS.Driveよりも高評価であることを考えて、十分な性能が得られると考えました。

 というわけで、ADVAN FLEVA V701を選びました。


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〇ADVAN FLEVA V701 初期レビュー


 タイヤは新鮮なものに限る! すごく良いです。当たり前ですが、カチカチになったハイグリップタイヤよりも新品のコンフォートの方が安心ですよ。

 その点はさておいて、FLEVAの最初の感想は『ハンドル軽い!乗り味マイルド!グリップ悪くない!割と静か!でした。

 多少詳しいレビューは↓にあります。

 この記事ではサラッと。

 ハンドルが軽く、ロードノイズが穏やかで、振動の硬さや鋭さがマイルドになり、雨の日でもグリップ感が落ちにくいので、総じて『ドライブでの疲労感が軽減される』と感じました。

 また、パイパスでのレーンチェンジでも反応が良いです。これだけグリップの安定感があれば文句ないです。これ以上を求めるなら、先に足回りを固めないと意味がないかな?とも感じます。

 驚いたのが、コンビニの駐車場の段差を超えた時で、前は「ガゴン」と大きな音が出ていましたが、「ボコン」と衝撃も柔らかくなっています。

 ZC32Sスイフトスポーツの『安くて結構楽しめるキャラ』や、日常の足としての使い方に、FLEVAのキャラクターと性能がマッチしており、総じて高評価で、替えて良かったと思っています。



〇感想は『高評価』 満足しています


 消耗品は「完全にダメになる前に交換する」が鉄則だと考えています。車のタイヤは高価ですから、消耗具合に加えて、その車にあと何年乗りたいか?も交換時期のポイントになってきます。あと3年ぐらいを考えているなら、ここらでタイヤ交換をしておいた方が、長い期間、安心安全にドライブを楽しめるかもしれません。

 そんな考えで交換してみたADVAN FLEVA。大変満足しており、我ながら良い選択だと感じております。タイヤの選択肢の少ないスイフトスポーツ(および同じサイズの車)には、『ファンドライブの範囲内ならば』自信をもってお勧めできます。

※21年10月追記
 約1年半使用して、慣れたのか最初ほどの柔らかさは感じません。多少は硬化したかも。グリップ感の悪化もなく、回転の軽さもあります。自分の車の運用が少し変わったので断言はできませんが、燃費が燃費表示計に従うと(街乗りだけ)16.7km/L→16.9km/Lと1.2%ほど上昇しています。その程度といえばその程度ですが、高速道路を走らずには達成できなかった16.9km/Lの表示を、街乗りだけで(しかも長期間の平均で)達成しているので、実際に燃費が向上しているのでは?と考えています。




ZC33Sに試乗してきたよっていう記事をアップしていますので、そちらもあわせてどうぞ。