カメラ本体からストラップが外れてヒヤッとしたことは無いでしょうか?
外れなくても緩むだけでも怖いものですし、長さが変わるのも嫌ですね。
私は以前から『ニコン巻き』と呼ばれる方法でカメラにストラップを取り付けています。正式名称ではないですが、緩みにくい取り付け方として認知度が高い方法になっています。
賛否はあるようですが、どうにも不安定で困っているという方は試してみてください。私はこの方法を使うようになって、不安感を覚えたことはありません。それでは、方法を紹介していきます。
ちなみに使用したのはDOMKE FA-740というストラップです。レビューもしていますので、こちらも併せてどうぞ。
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〇ニコン巻きって何だ!?
ニコンの特殊なストラップ構造により…。
ニコンユーザーにのみ許され、他がやるとニコン警察が…。
両方嘘です。どのカメラでも基本的にニコン巻きはできます。ニコン巻きと呼ばれるようになった理由ははっきりとは分かりませんでしたが、ニコンの説明書に掲載されている巻き方になります。また、報道カメラマンにより伝承されたのか報道巻きとも呼ばれたり、いくつか呼び名はあるようです。どのカメラ、と書きましたが、正確には帯タイプのストラップ紐で可能です。携帯ストラップのような細い紐はできません。
さて、ニコン巻きの特徴は、複数個所の摩擦により留められるため緩みにくいことと、紐の先端が隠れるため先端部が邪魔にならない(引っかからない)ことです。
緩みにくさについては不完全だとして賛否両論はあるようです。ただ、私の経験上『中型一眼レフ+標準レンズ』レベルであれば緩む不安を感じたことはありません。もちろん、ストラップの固定部分の素材や厚さにもよるので一概には言えませんが。
〇ニコン巻きの手順
1.ストラップをカメラに通す
この時の順番と向きに注意してください。調節具⇒リング⇒カメラの順番に通します。調節具は写真の方向になるようにしてください。また、カメラへは外側から通します。この時、ストラップの表裏が逆にならないように注意してください。この時、ストラップの裏表が逆にならないように注意してください。
大事なことなので2回言いました。なぜ大事かというと、私が間違ったポイントだからです。間違えたまま最後まで進むと、最初からやり直すことになります。そのまま逆側に渡した時に、表裏が合うようになっていればOKです。
2.リングに通す
3.調節具に通す
この時のポイントは、先にボディから遠い側に通すことです。これがよくある方法と違うため戸惑うポイントになります。通したら、ボディに近い側に通します。すると、最初に通しておいた紐の内側に、小さな輪っかができます。
この時、ストラップの先は長めになるようにしてください。調整具とカメラまでの位置関係でストラップの長さを調整しますので、このタイミングで長さを調整してください。
4.リングに噛みこませて固定する
ここで次のポイントです。ストラップの先をリングに差し込みます。先ほどまでの手順で、ストラップの先端はカメラ側を向いているはずです。ですので、そのまま伸ばしてリングに突き当てます。
ここから、リングをグイグイと押す(引く?)ことで、上下2本の紐で先端を挟み込みます。この時の上下からの摩擦力によりストラップは緩みにくくなります。
慣れている人でも、なかなかリングが進まず難しいです。初めての人だとリングが壊れるのでは?と心配になるかもしれませんがトライしてみてください。
5.逆側も同様に作業する
逆側も同じように作業します。ここでのポイントはストラップが捻じれてしまわないように注意することですね。捻じれてしまわないように注意することですね! 大事なことなので2回言いました。なぜ大事かと(以下略)
6.完成
完成です。何度かやれば覚えてしまえます。捻じれて取り付けたりして、やり直しているうちに覚えるよ!
今回使用したストラップはレビューもしています。
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Amazonは在庫少なめで、楽天が良さそう。
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