実は、写真とか比較記事を書いていたのですが、掲載する体裁を作るのを忘れてまして、放置しちゃっていた記事になります。遅すぎる感じはありますが、せっかくなのでアップします。
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〇変更の経緯
そもそもナビスコとは、アメリカのモンデリーズ・インターナショナルの子会社の名前で、長年親しまれてきたヤマザキナビスコは、山崎製パンがナビスコブランドのライセンス契約を結んでナビスコの名前の使用許可を得て、ヤマザキナビスコとしてリッツなどを生産してきたという経緯があります。
それが2016年8月末日をもって契約が終了したため、ヤマザキナビスコはヤマザキビスケット株式会社(YBC)と名称を変え、かつリッツなどのナビスコブランド製品を生産することができなくなりました。(参考:Wikipedia)
というわけで、主力商品を失う新生YBCは、リッツなどに代わる商品をリリースし、そのひとつがエントリーになります。
今回紹介するのは、ヤマザキナビスコ製リッツと、YBC製エントリーです。後で述べますが、リッツは塩味系のチーズ味で、エントリーは甘味系のバニラクリーム味です。
〇パッケージ
見た目から触った感じまで同じですね。おそらくパッケージの製造元も同じですね。イメージカラーは共に赤ですが、リッツの赤の方が濃いです。
〇中身の見た目の差
左がリッツ 右がエントリー
リッツに比べてエントリーの方が穴が多くてくぼみが深いですね。若干ですが、エントリーの方が焼きが深いように感じます。
〇食べ比べた
クリームの味が違うので、その点は無視して、クラッカー部分にのみ注目します。
ぶっちゃけ、ほとんど同じです。
差があったとしても、クリームは外してクラッカーだけ食べたのですが、ほんの少し残ったクリームの味で、差が分からなくなる程度の差でしょう。
ただ、少しだけ差があるとすると、焼き具合でしょうか。
見て分かるようにエントリーの方が穴が多いです。そのため、水分が良く抜けているのか、若干、サクッと感というか、水分量が少ないような気がします。ただ、製造ロットが違うと、微調整されて同じような焼き加減になるかもしれません。
食べたことある人は分かると思いますが、リッツ(エントリーも)クラッカー自体に油がたくさん練り込まれており、これだけ食べてもスナックとしてはヘビーな部類です。チーズサンドは濃厚なチーズ味と風味で、さらにヘビーな印象となり、おやつにも良いのですが、お酒のつまみとしての方が適しているような印象があります。
一方、エントリーのバニラクリームサンドは、甘くて強めのコーヒーに良く合う、おやつとしてのお菓子になります。お酒には合わないかと。
このバニラクリームは美味しいのですが、『ここが特徴的!』といえるようなポイントもなく、甘みが強いいわゆるお菓子のバニラクリームになっています。
記憶が定かではないですが、このサイズのリッツにバニラクリームタイプって販売されていましたっけ?ミニタイプはあったような気がするし、ナビスコからも販売されているのですが…
というわけで、この2つを比べるとすると、お菓子の立ち位置が違うため、商品全体としてはどちらがどうだとは言いにくいですね。個人的にはバニラクリームのエントリーの方が好きです。
箱で買ってね(にっこり)
〇まとめ
ここまで(クラッカー部分については)近い物を出してくるとは思いませんでした。(逆に)
とはいえ『オーソドックスなクラッカーですから』と言われればそうかもしれません。もし、レシピも含めてのライセンス生産だったとしたら「レシピ、パクってない?」と言われそうな気もしますが、そのあたりは対策済み(レシピが違う、形状が違うからセーフみたいな?)だと思います。
オレオは…完全に中国生産のみになりましたね。いや、中国出張に行ったときに、ふつうにバリバリ食ってたので、不安感とかは無いので良いのですが(笑)
YBC生産でオレオ対抗の商品は、抹茶系のサンドになると思いますが、『対抗』というとイメージが違うような気がします。(先日食べた)
そのうち、何か出してくると思いますし、期待したいと思います。
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