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2017/10/29

実検するおじさん

Dents公式通販が11.11にセールするはず【個人輸入】

別記事に記載する予定ですがDentsという、ちょっと有名なイギリスの手袋メーカーの商品を使っています。以前の11.11時にDents公式通販がセールをしているのを見つけまして、それでいくつか購入した、という出会いです。

あまりに使い心地が良かったので、もう少し欲しいなぁと思いながらも、そんなに必要ないだろという葛藤を続けております。


有名で高いので、少しでも安く手に入れたいという人も多いかも、と思いまして、Dentsの公式通販を使った並行輸入について少し記事にしておきます。


※追記
 Dentsの手袋はラインナップが多くて分からない!という人に向けて、簡単な選び方ガイドを書いてみました。 シリーズの説明や革の種類、ラインドやアンラインド、ハンドソーンの良さって?など悩まれている人はぜひご覧ください。

Dentsの革手袋の選び方[革種からサイズまで]




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〇11.11セールって何?


 中国資本のAliexpressを利用している人はなじみ深いというか、利用している人も多いと思います。もともとは、中国で11.11をシングルの日(独身貴族の日みたいな?)として盛り上げていっていて、中国で多い、高所得層の独身を狙った(?)セールというのが事の発端のようです。

 最初は中国国内のみだったのでしょうが、中華マネーを狙って、各国の通販サイトがこのタイミングに合わせてセールを行っているようで、昔利用したことのある各ブランドの公式通販からも、この時期にメールが届いているのを確認しています。

 自分の中では『ちょっとしたイベントでしょ?』ぐらいのイメージだったのですが、規模が半端でないようで、年末商戦を1~2日でやってしまうような、集中的で熱狂的な全世界的セールイベントに発展しているようです。(昨年にニュースで特集されていました。)


〇海外通販を使ってみたいという人へ


 衣料品は手に取ってから買いたいと思う人は多いと思いますし、私もそうです。しかし、特に革製品は内外価格差が大きすぎるものは、国内価格で買うのは躊躇われます。高くなる理由は、日本における革製品に対する高い関税とそれにかかる事務手数料などなのですが、それにしても高くないですか?という状態です。

 海外通販を使用する場合に、まず注意しなければならないのが、出荷にプロテクトが掛かっていないかどうかです。日本に出荷されないというのにはいくつかのパターンがあります。


・ショップが日本に送ってくれない
 理由:輸送トラブル回避など

・日本代理店か日本支社を通す場合のみ可
 理由:ブランド側のプロテクト


・日本持ち込み禁止物
 理由:国内法規に適合しない

 
 1つめは重量物の場合が多い印象です。2つめは結構多くて、個人商店がこっそり送ってくれる場合もありますが、公式通販はあらかじめチェックが必要です。3つめはあまりないですが、モデルガンなどは銃刀法関連に要注意ですね。あと、缶スプレー(空輸不可)や食品類も要注意です。


〇Dents公式通販で並行輸入する際の注意点


 さてDentsはどうでしょうか?
 完全にウェルカム!って感じで対応良く送付してくれました。

 Dentsの公式通販を利用して購入する場合の注意点を少し書いておきます。


★あくまで自己責任で!

 ある程度の問題はDents側が対応してくれると思いますが、あくまで自己責任です。また、この記事は並行輸入を推奨する記事ではありません。(アドバイスは出来るかもしれませんが代行は一切お断りします)

 問題なく届いても、サイズ問題というのがあります。
 Dentsというか手袋の場合、サイズ感が結構難しいです。Dentsの売りはフィット感と言われていますが、これを追求するとブカブカは避けたいところです。よくよく調べても思ったのとは違って入らないということがあるかもしれません。

 どうしても心配だという人は、1つ目は国内で試してから買うことをお勧めします。リスク回避料金だと思って諦めて支払うのが筋ってもんです。


★メール会員になろう!

 初購入時用の特別割引を受けることが可能なことが多いです。有効期限が不明なので、購入前まで少し待ちましょう。もしくは捨てアドレスで加入しておいて、セール情報を集めておくというのもアリかもしれませんね。


★サイズはあらかじめ調べておこう

 先に書いた通り、Dentsというか手袋の場合、サイズ感が結構難しいです。洋服の場合は、ある程度余裕があっても問題ない場合がほとんどですが、ピッタリを狙う必要がある手袋は難しいです。

 各種ウェブサイトを見ると、サイズの見積もりが可能です。Dentsのサイトにもサイズの選び方が書かれているのでそれを参考にするのが良いでしょう。


 さて、Dentsには2系統のサイズ表記があります。

・数字(インチ)表記
・英語表記(SML)

 サイズガイドを見ると、横並びになっていますので同じような物かと思いきや、結構違うので要注意です。

 007 SkyfallモデルはS,M,L展開(XSがあるものもある)で、ヘリテージシリーズの人気のペッカリー素材で、内貼り無しモデルであるCliftonは、7,7-1/2,8…と0.5インチ刻みです。英語表記の物は比較的安価なシリーズに多く、インチ表記の物はヘリテージシリーズに多いです。ただ、結構混在しているのでその区分けは良く分かりません。

 サイズ表記を見るとSと7-1/2が同じように並んでいます。しかし、Skyfall SサイズとClifton 7-1/2サイズを比較すると、装着感がかなり違います。



 自分の手は、日本人では比較的大きめです。真ん中から少し大きめぐらいのサイズ感です。指の長さは比率的に中くらいか少し長めという感じでしょうか。また、親指の付け根を中心に厚いという印象があります。

 この前提を覚えておいてもらって比較すると、Skyfallは薄く、長いという形状です。Cliftonはほんの少し厚いのも許容出来て、少し短いです。
Skyfallは指先が0.5~1cm余るという感じです。1cmは言い過ぎかな?
 結構ぴったりとしているので、着け外しは結構手間がかかります。革質がなかなか良く、着け心地も良いです。皮は薄手で良く伸びますね。
Cliftonはまさにぴったりという感じで、しばらく使っているので丸みを帯びてきていますが、もとはもう少し平面的で、もう少し小さい印象でした。欲を言えば、ほんの数ミリだけ指の長さが足りていない感じですが、これ以上はオーダーメイドしないと無理でしょう。

 そういう訳で、自分が欲しいモデルのサイズはどうなのかは先に調べておいた方が良いでしょう。私は手が大きめで指が少し長いので、Sサイズで使える感じですが、共同購入した友人は長い…と呟いておりました。

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★Linedって何?

 内貼りのことです。2重構造になっていますよということです。

 Dentsには、ファー、シルク、カシミヤ、unlined(内貼り無し)、珍しい物はラム革というのもあります。

 Cashmere Linedにも実は2種類あって、商品説明をよく読むと、高い方(特にヘリテージ)はSchotishと書かれていますが、安い方には書かれていません。この辺りはチェックはしておいた方が良いでしょう。モデルの上下関係がいまいち分かりにくいので、この辺りをヒントに、高い安いを判定するのもアリです。

 ちなみに3plyと書かれていることがあります。意味としては3つで1つぐらいのイメージと考えていますが、内装に対してどこが3プライなのかはいまいち不明です。(3層構造のことを指すことが多いと思うのですが…)


★税金のことも覚えておこう

 革製品の場合、比較的高めの関税がかかります。この対象がいまいち分かりにくいのですが、革製品はヒットすると思っておいた方が無難です。また、消費税もかかりますので、関税と併せて購入金額から15%ぐらいは高くなるぐらいのイメージはしておいた方が良いです。

 たまに、関税がかからなかったと書いてある記事があるかもしれませんが、それは、税関が見逃した(納税が免除された?)というパターンであり、本来は払わなくてはならない仕組みですので、回避されたらラッキーと思って心にしまっておきましょう。

 国によって違いますが、多くの場合は、日本国内の運送業者の人が代行してくれるので、家に運んできた人が請求してくれるので支払えば良いです。場合によっては、後で納付用紙が送られてきて、コンビニ支払いだったと思いますが、後追いで支払うパターンもあります。(1回ぐらい経験あり。) 1週間以内ぐらいには書類が届いたと思いますので、しばらくは郵便物に注意しましょう。



★セール時は納期に注意

 自分は実はこれにやられました。

 ペッカリーのハンドメイド品はオーダーメイドのようで、11.11セール時は注文が殺到し、あらかじめ表示された納期を超過しました。

 なかなか発送されないので、どうなってんの?とメールしましたところ、素早く返答があって、すまない、今作っているよ、との回答がくるものの発送されず…。数回やり取りをして、その度にすまない、と言われ続けて、やっと発送、ということになりました。

 対応は良いですしちゃんと謝ってくれるので、特に悪い気はしませんでしたが、正確な情報が得られずにやきもきしたのも事実ですね…

 注文の際は余裕をもって発注しましょう。納期を信用して直近のプレゼントにつかったりはしない方がよさそうです。発送されてしまえば、結構早かったですね。Royal Mail扱いで、25ポンドほど支払いました。


〇まとめ


 ブランド公式通販は難易度が低めです。Dentsも信頼して使用できると思います。(自己責任で)

 Dents以外を利用する場合も、あらかじめ発送先にJapanが選べるかどうか調べておいて支払い可能なクレジットカードがあるか調べておけば、ほとんどは問題解消です。カードの銘柄については、VISAがあれば、海外通販でほとんど対応可能ですし、日本でも一般的なカードなのでまず大丈夫かな?と思います。
 トラブった時には対応すればよいか、ぐらいの大きな気持ちがあるなら、試してみる価値はあると思います。

 Dentsに限らず、海外ブランドはセール時に大幅値引きする場合がありますので、それを狙うのはアリです。とか言いながら、ヤフオクを見たら、なぜこの値段で出せるのか?という安いのが見つかりました。う~ん、そちらで買った方が安いかもね。


※追記
 Dentsの手袋はラインナップが多くて分からない!という人に向けて、簡単な選び方ガイドを書いてみました。 シリーズの説明や革の種類、ラインドやアンラインド、ハンドソーンの良さって?など悩まれている人はぜひご覧ください。

Dentsの革手袋の選び方[革種からサイズまで]