ちょこちょこ読んでいただいている方からしたら『お前、xDuoo X10買っただろう!』と思われると思います。その通りでございます。
まぁ、でも色々欲しい気持ちが高まってくるわけでして、そのあたりを記事にいたします。結局、3万円程度のDAPについてあーだこーだ言うだけの記事になりますので悪しからず。
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〇xDuoo X10はどうなのよ?
気に入って使っていますよ。特に不満はありません。(xDuoo レビュー記事はこちら)で、なぜ他が欲しいか、っていうと、これ単品だと、自分の環境がどういう音を鳴らしているのかの立ち位置が分からないんですよ(苦笑)
PCではTOPPING D3で再生し、ポータブルではX10を使っています。たまにiPodも使ったりしますが、非常用というかなんというか、って感じですね。X10の評判を見ると、すごく良いわけではないけど、悪くない、という立ち位置のようで、3万円程度の価格帯で、他に比較対象があれば、それぞれの商品の立ち位置が分かってきて良いかな、と考えています。
〇3万円という予算の根拠
この価格の選び方ですけど、iPod touchが3万円程度になるわけで、弊ブログのメインターゲット層が、5000円程度のイヤホンであることを考えると、iPod touch(もしくは近時のスマホ)と5000円のイヤホンという、結構多そうな組み合わせと同じ価格帯で得られる高音質、という検討ができるかな、と考えています。
もちろん、巷をにぎわす高価格帯DAPは素晴らしいと思うのですが、可搬性と予算的に、私は手が出そうにありません。(某高級DAP買う40万あったらAF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR買って、5万のDAP買って、iPad Pro買って、って使い切れねぇぞ…)
〇候補を考えよう
■Shanling M2s
これが登場した後に、X10じゃなくて、こっちにすればよかったかなぁ?なんて思いました。(必要なタイミング的に間に合わなかったので無理だったんですが。)
X10よりも小型で、液晶が大きくきれいで、音質もなかなか(X10と比べてどうかは不明)、価格も(定価は)ほぼ同等という感じです。海外通販ではX10が割引きになっていたりして、それを利用すればX10の方がお買い得感は若干ありますね。
X10もM2sもDAC ICはAK4490であり、DACの肝としては同じです。そこから出力段に違いがあり、X10はオペアンプにて出力を稼ぐ構成です。M2sは(オペアンプと言えなくもないけど)ヘッドホンアンプに特化したTPA6120を使用しています。このICを使っているのは、どちらかというと据え置きに多い気がします。
TPA6120は扱いが難しいが高性能というイメージが私の中にありまして、こちらの実力調査とShanlingの音づくりの方向性を知るには、M2sの導入は良さそうです。
ただ、胸ポケットに入れたまま、ポチポチと物理ボタンを押して曲送りをする人としては、サイドのノブ&ボタンで操作するM2sの操作性と合うかな?というところです。
■aune audio M1s
ShanlingにもM1という商品もあり、ややこしいったらありゃしない型番。xDuooもFiiOもX〇という型番を使用していて、こっちもややこしい(笑)
そんなことは置いておいて、こちらも発売開始から気になっていた商品になります。こちらは、X10を購入する時に発売済みの状態で、どちらにするか検討した経緯があります。ただ、xDuooに比べて知名度が低く、中華オーディオメーカ初挑戦の私としては、さすがに踏み込めず、脱落したという経緯があります。
で、なぜ今回注目したかというと、レビューツアーにて貸していただける=じっくり試せるということと、デュアルDAC仕様だし電源周りが凝っているという気になる仕様であること、あたりが理由となります。M1sについては、後日ゆっくり語ろうかと。
※追記:お借りしてレビューしました。なかなか良かったです。
【DAP】aune M1sの使い勝手レビュー[VE&aune Review Tour 第2回]
■XDP-30R(DP-S1)
この2つはPioneerブランドとOnkyoブランドの2つから販売されている兄弟機になります。この価格帯で紹介していますが、初価は42000円ほどで、あれよあれよという間に…というやつです。
音質について高評価な意見がある一方、価格低下が急激過ぎて、さすがに買うのをためらう(価格が下がるには理由があるのでは?)という状況です。
実機を触りましたが、小型ですし、なかなか良いかなと思いますが、細かな操作性の悪さを指摘している方もおり、使い勝手重視な私としては、ややマイナス点の多い機種かなと思っております。
■Hidizs AP200
Twitterでフォローしている方が話題に出していた機種で、現在、kickstarterにて出資を募集中の商品です。Hidizsは比較的新しいブランドで、低価格DAPのAP60などが既に発売されており、なかなか好評です。(Hidizs AP200)
その上位機種的な新機種が開発中で、Androidと専用ファームウェアが両方使えて、BluetoothとWi-fiが使用可能となっています。って、技適はどうなるのだろうか…
ま~た色々考えているうちに、あーでもないこーでもないと言って、やたら冒険した選択をしようと考えているあたり、悪いクセが出ていますね…
まぁ、ほとんど心は決まっているのですが『買うの?』という単純な迷いがあるのは事実です…
※追記
結局Hidizs AP200に出資して入手しました。
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