スゴーン鶏炭火焼味です。スゴーンとは『スゴイ』スコーンだそうです。スゴーンは本当にすごいのか?実際に食べてゆきましょう。
※追記
もうひとつの味、海老まるごと味もレビューしました。
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〇コンセプト
プレスリリースを引用しておきます。
■「スゴーン」とは?このように、すごいスコーンだそうです。価格も高価格帯を狙っていて、コンビニでは150円越えとなっています。あと苦言を言っておくと、プレスリリースのサイトを見ると、個人的には好きではない悪ノリ感があります。
「スコーン」は1987年の発売以来、30年間変わらないオイルスラリー製法を採用しております。生地にしっかりと絡む濃厚な味付けで独自の食べ応えを実現し、お客様にご支持をいただいております。これまで30年にわたり「スコーン」において培ってきた技術を基礎に、素材へのこだわりを掛け合わせ、“海老”・“鶏”といった素材本来の味を余すことなく表現した、すんごい「スコーン」である「スゴーン」が誕生しました。
<スゴーン 鶏炭火焼>
煮出した鶏と野菜の旨味と、丸鶏のエキスによる濃厚な味わい。さらに、炭火焼の香ばしさを加え、後味に七味唐辛子をきかせました。
〇パッケージ
パッケージは、最近の湖池屋の高価格帯商品に使われているスタンドパックが使用されています。メタリックなカラーリングで、色合いなどは悪くないデザイン。派手なゴールドを使っていますが、色数自体は少な目で統一感がありますね。デザインがデザインだけに、シンプルとは言い難いですが、構成としてはシンプルと言っても良いかな?と思います。個人的には好きな感じ。写真のパッケージがベコベコですが、勘弁してください。どこかを立たせるとどこかが凹むという撮りにくいパッケージです。食べやすいので問題ないですよ。
〇開封
酸味系の香り。後で書きますが、味自体に酸味はほとんどないです。お肉とかそういう系統の出汁味だと、やや酸系の香りがしますが、そういう感じです。あとは、コショウか何かのスパイスの感じが若干、という程度です。焦げとか煙とかそっち系の香りなのかな?
見た目はスコーンです。スコーンが味付け粉が多めで、結構味が濃いタイプのスナックですが、これもそんなイメージですね。
〇味の感想
ひとくち食べると、肉系を中心としたうまみが広がり、ほんの少し焦げや煙っぽさがある。軽くコショウを感じる。
食べ進めてゆくと、うまみとか甘味を感じる。鶏スープや野菜の出汁と説明があるが、鶏白湯のような、まろやかでコクがあるタイプの味。奥の方に、ピリッとした、というか、じんわり暖かさを感じる程度の七味唐辛子。コショウも感じるが、香り押しというよりも、スパイシーさで、黒コショウではなく白コショウなイメージ。
パッケージや名前は鶏の炭火焼だが、鶏白湯ラーメンとか、そちらに近い感じ。焦げの香りはありますが。
スコーンのトウモロコシの感じもしっかりあって、スナックのうまみもある。
ただ、七味は必要だったのかなぁ?どうしても唐辛子を入れたいのだったら、九州の日向焼とかをイメージしてゆず胡椒系にした方が良かったのでは?このあたりはぜひとも狙いを聞いてみたいところ。
七味のスパイシー感はあるが、全体としては味にとげが無く丸い印象で、スコーンである後味に強烈に残る感じが薄く好印象。
〇感想
結構好きですね。『すごい』かどうか、ですが、『すごい』と思います。トゲが少なく、まとまりのある味が良い感じです。焦げ感は結構出ていて、このあたりが炭火焼感が出ています。PRIDE POTATO炙り和牛の時もこれぐらい焦げ感を出しても良かったのでは?と思わなくもない。ただし、これが邪魔かどうかで評価が分かれそう。
確かにおいしいし、コストがかかってるのだろう、と思うのですが、これってどの層がファンになるのかなぁ?と少し思わなくもない。味の濃さから考えて男向けですけど、週末の、ちょっと良いビールのつまみ、ってイメージでしょうか。
鶏白湯系の味が好きならば試す価値があります。
※参考
当ブログレビュー:スゴーン海老まるごと味
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