グリップストラップだけ(首掛けストラップ無し)で運用する人や、大きなカメラバッグを持ち運びたくない人にぜひ検討いただきたいレンズケースですので、興味を持っていただければと思います。
私が愛用しているグリップストラップはこちらで紹介しています。
※ スポンサー
〇私はグリップストラップでカメラを持ち運んでいる
私は、こちらでも紹介しているグリップストラップを愛用していて(上の写真のような状態ですね)、カメラ+小型の標準レンズがギリギリ入るカメラケースを、普段使いの大きめのカバンに突っ込むか、目的地まで車で行ってカメラケースは車に置いて出歩く(その間はカメラは右手で持ったまま)という運用法をしています。
グリップストラップは手に力を入れなくても落とすことは無いですし、サッと構えることができるため大変重宝しています。頻繁にレンズ交換をしないという点も、この運用で満足している理由になります。
〇グリップストラップの問題はレンズ交換時
そんなグリップストラップの運用ですが、レンズ交換の時に困ります。室内やテーブルがある環境なら良いのですが、右手にカメラがあって、左手でレンズを外して…
ん?レンズ交換する手が足りない!?
そうなんです。左手のレンズをケースにしまうにも右手は塞がっているので、カメラを置くか、レンズを置くかしなければなりません。しかもカメラもレンズもキャップが外れているのでホコリが心配!
テーブルが無く友人がいない状況で、スムーズにレンズ交換をしようとすると、首掛けストラップを併用するぐらいしか方法はないと考えていました。
↑PeakDesignのストラップは取り外しが簡単で、普段はストラップ無し、必要そうな時に着けて出掛ける運用が可能です。
私は、おおよそ撮りに行くシチュエーションに合ったレンズ1本だけ運用することが多く、なんとか上手くやっているのですが、それでも『ここは超広角レンズを使いたい…』というときは苦労しています。
〇Lowpro プロタクティック レンズエクスチェンジケース
そんな時に見つけたのがプロタクティック レンズエクスチェンジケースです。商品写真だけでは分からないと思うので、(転載もためらわれるので)商品リンク先をご覧ください。分かりやすい写真を掲載したショップを選んでおきました。
このレンズケースの良いところは、容量はレンズ1本分ですが、ケースを開くとマチが現れてレンズを仮置きできるスペースが現れる事です。また、肩掛けストラップを装着できます。(リンク先を見れば、長い方のケースも肩掛け出来るのが分かります) そうしますと、以下のような手順でレンズ交換ができます。
1.肩から掛けたレンズケースを開く
(入っているレンズのキャップを緩めておく)
2.右手にカメラ 左手で外したいレンズを外す
3.レンズケースのマチに外したレンズを入れる
4.装着したいレンズのレンズキャップを外し
マチに入れた方のレンズに着ける
5.装着したいレンズをカメラに着ける
なんてエレガントなんだ!(誇張表現)
〇おすすめできる人 できない人
私は普段、大きなカメラバッグを持ち運びません。持って行っても、拠点となるところに置いておいて、必要な物だけを持ち運ぶ運用方法です。そういう人には、このレンズケースは小さい肩掛けカバンひとつと同じような使い方で、レンズ1本とレンズ置場を得ることができます。これは非常に有用だと感じます。
普段はボディーバッグやウエストポーチひとつで歩く、という人にはうってつけのレンズケースではないでしょうか?
一方、カメラやカメラ以外の荷物が多く、肩掛けカバンを常用している人は、肩掛けの物が1つ増えてしまうことになります。これはちょっと面倒、というかちょっと格好悪いですね…。両掛けでレンズケースと荷物カバンを持つのは…。
〇最後に
レンズケースは、そのままバッグに入れてしまうようなタイプの物が多く、肩掛けなどができるタイプは小型のカメラケース並に大きかったりして『レンズ1本だけ』という物は多くありません。
このLowpro プロタクティック レンズエクスチェンジケースは、そういう『カバンは要らないが、レンズだけ持ち運びたい』という要望に応えてくれ、さらにレンズ交換時の不便さを解消してくれる良い商品だと感じます。(しかもレインカバーが付属しているという心憎い気遣い!)
ここ最近、カメラの運用方法の見直しを進めておりまして、めどが立てば導入しようかなぁと検討中です。購入したらレビューにまとめますね。
サイズをどちらにするか? 迷うところですが、家の中でも常にレンズを入れておくストッカーとしても使うならジャストのサイズを、中身を入れ替えつつバッグとして運用するなら少し大きいサイズを選ぶのが良いと思います。