追加された2種類の内、PRIDE POTATOになかった、オーソドックスな塩味である『長崎 平釜の塩』味を選び、レビューすることにしました。
オーソドックス故に、バランスと素材の良さの差が出やすい味です。どんな仕上がりか試してみましょう。
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〇湖池屋PRIDE POTATO 手揚食感とは?
プレスリリースを引用しておきましょう。
以下引用
「KOIKEYA PRIDE POTATO 手揚食感」シリーズでは、素材、皮の剥き方、洗い方、揚げ方、厚さ、油の種類、仕上げなど、まるで料理を作るように理想のおいしさを追求する「KOIKEYA PRIDE POTATO」の精神を継承しながら、手作業でじっくりと丁寧に揚げられていた、創業当時のポテトチップスのような絶妙な食感を実現しました。以上引用おわり
~中略~
■「KOIKEYA PRIDE POTATO 手揚食感 長崎平釜の塩」
平釜で丁寧に炊きあげられたまろやかな長崎県産の塩と、塩の味わいを引き立てる上品な国産まぐろ節の旨み。シンプルな風味によって、じゃがいもの旨みが噛むたびに際立つポテトチップスです。
〇パッケージ
PRIDEシリーズ共通の形状とデザインですが、これまでの白ベースではなく、落ち着いた紺色ベースとなりました。PRIDEシリーズは白ベースデザインかと思っていましたが、そこは変えてくるようです。統一しても良かったのでは?と思いますが、手揚食感のデザインと言うことなのでしょうか? すっきりとしたデザインで私は好きです。〇チップスの見た目
『手揚感覚』と銘打たれているように、やや厚めで、しっかりと油で揚げられた印象。カルビーの堅あげポテトに近い方向性。手揚げのイメージというコンセプトも、堅あげと近いですからね。揚げムラがあるようで、色濃く揚がっているものや、縁の色が濃くなっているものがあります。一般的なポテトチップスと違って、ボコボコと膨らんでいます。〇ひとくち食べると
開封時の印象は、揚げたポテトの良い香り。油の香りもするが、そこそこ良い油なのか、嫌な感じはない。
ひとくち食べると、強めの塩味。パリパリというより、ザクザクと言った方が良いほど歯ごたえがある。しっかり噛んでいると、ジャガイモのうまみとか芳ばしい香りが広がる。塩味はチップスによって濃淡があり、結構濃い物がある。塩味は濃いが鋭さは無く、うまみがあって柔らかさがある。
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〇食べ進めると
使われている塩はうまみが濃く、塩の強さの割にキツさがない。とはいえ、結構味が濃いので、バクバクと連続で食べるとしんどさがあるかもしれない。ある程度、ゆっくりと食べることを前提としているのかもしれない。
チップスは、かなり硬く、ザクザクしたものから、さっくりと柔らかい物までいろいろと混ざっている。表面が凸凹しており、ザクザクしたものは、カリカリに揚がった鶏カラの皮部分のような印象もある。
かなり油を吸っているのか、食べ進めると重さがある。油自体は質がよさそうだが、摂取する量が多そうな印象。厚さ、硬さ、塩味の濃さがあり、量がやや少ない割に、満足感が高いと言えば良いが、キツさを感じるかもしれない。
揚がりすぎのものが混ざっており、これが香ばしいのなら良いが、やや焦げ感がある時がある。先の、重さやキツさがあるときに焦げっぽい感じがあると、やや印象が悪い。
〇感想
おいしいのは間違いありません。が、全体をやや濃く仕上げすぎでは?と感じます。比較的、塩味の濃い物や油っぽい物が得意な私が、後半にくどさを感じたので、それらに弱い人は苦手かもしれません。
歯ごたえの強さも、全体的に『強い』『キツい』印象を高めている感じがあり、もうすこし薄味にならなかったものか?と感じます。ジャガイモと塩、揚げのレベルは高いと思うのですが…
もし、数人でビールなどを飲みながらつまむ、というのであれば良いと思います。味の濃さが合うと思いますし、油のうまみや力強さ、食感などが良いと思います。また、数人であれば、一人当たりの量が少なくなって、食べきりやすいと思いますし、味の濃さで満足感も得られると思います。
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