買ったライト それを使ったサンプル写真
カメラを買って『写真が趣味です』という人は多いと思います。ブログ用の写真や、ネットショップの商品、自分の作ったアクセサリーなどなど、物を撮るのがメインという人も、そこそこ多いと思います。
そのなかで『撮影用ライト』を持っている人は、そこまで多くないと思います。(ファッション系のネットショップを運営する人なら持っている割合もそこそこ高いと思いますが。)
物撮りをする(特に仕事で行う)という人が照明用のライトを買わないのは非常にもったいない!と思いますので紹介します。
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〇撮影用のライトに注目した理由
買おう買おうと思っていましたが、買わずにズルズル来てしまったパターンです。
と言いますのも、写真のワークショップに参加した際に、先生が実際に使っておられまして、試させてもらって、これは物撮りに良いから買おう!と決めていたくせに、このライトの2倍もするイヤホンばっかり買っており(苦笑)
見てのとおり、ブログで物撮り写真をじゃんじゃん撮りますので、そろそろ買おうと思った次第です。購入リンクは以下です。たまにセールもしているようですので、現在の値段はリンク先からどうぞ。
〇購入商品の紹介
箱と中身
ライトとフィルタ2種 フィルタ用のケースが付属
160個の砲弾タイプのLEDが前面に
砲弾タイプなのもあり厚さはそこそこある
側面にはスイッチと無段階の明るさ調整を兼ねたボリューム
電池は単三タイプ リチウムバッテリパックとかDC電源もオプションで選べるらしい
長時間使用でなければエネループが便利 ボタン式の電池残量計も付属
照度最低設定と最高設定
撮影時設定は固定していますので、2つの差にご注目
最高にするとかなり明るい
三脚取り付け用ネジ穴あり
ホットシューにも取り付け可能
作りはそこそこ、ですが、これを被写体にする訳ではないですので必要十分。弱点になりそうなのは、ネック部分ですかね。ワークショップの先生は、落としたりしながら、使い倒しているけど壊れていない、とのことでした。個体差はあると思いますけど。
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〇ライトを使って写真を撮ってみよう
いろいろと応用できますが、私が使っている方法を紹介します。
先の写真のように、三脚に取り付けて、被写体の横に斜め上から光が当たるように配置します。光はそこそこ拡散しますが、LEDライトなのでそれなりに光に指向性があります。三脚の首を振って欲しい場所に光が当たるように微調整してください。光の当てる角度によって影の出方が変わりますし、光の方向で見え方がガラッと変わるので試行錯誤ですね。
一番簡単なのは、やや高めに設定して、斜め奥手側から光を当てる方法です。手前側が影になりますが、全体に光が当たらなくても良い、食べ物やイメージ写真の場合は、だいたいこれでオッケーかな?と思います。
という訳で、写真の撮りがいのある物ということで万年筆を撮っていました。1枚目はライト購入前のように、居室の蛍光灯を点けて明るくして撮影しました。2枚目がライトを使用した写真です。真上から少し左斜め奥手ぐらいの位置関係にライトを置き、室内のライトは消しています。
ライトを使った方が影がくっきり出ています。また、明暗の差がクッキリとあり、被写体が浮き上がった感じになっています。自画自賛で申し訳ないですが、雰囲気のある感じになっていると思いませんか? 全体的に光が当たった感じにするなら、多灯にするかレフ板のように反射させる必要があります。
部屋の蛍光灯の色とLEDライトの色の差があるので、色に違いがありますが、そこは今回は横へ置いておきましょう。気になるようであれば、グレーカードを買った方が良いかも。
他にも照明環境があって、撮影環境を明るく保てるなら別ですが、被写体を明るく照らそうとライトの出力を大きくすると、明暗の差が強くなりすぎ、光が当たっているところは白飛びして、影は強烈に出てしまいます。ですので、少し弱めに設定して影を弱めにしてやることがコツです。(もちろん、コントラストを強烈にしたいなら別です)
下に敷く物は何でも構いません。画用紙も良いですね。ただ、黒で反射させたくない場合はフェルト等の布地を用意する必要があります。私は画用紙とか合皮の端材なんかを使っています。
ちなみに撮影はAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G(レビュー記事)を使用しています。
〇買い物かごの中身の評価
大雑把なお買い得度を評価する指標です。基準はこちらから。
お買い得度 ☆☆☆☆☆
使い勝手 ☆☆☆★★
お勧め度
一般 ☆☆★★★
趣味人 ☆☆☆☆★
コメント
お買い得度は3000円購入時で判定。厳密なことを言えば色温度の問題などあるでしょうが、十分使用に耐えうるもので、面で発光する光源を安価に買えることを評価して☆5つ。撮影の幅が広がるのは良いですよ。使い勝手は、三脚に付くこと、単三電池が使用可能であることなどで高評価だが、それなりの大きさのあるライトを常に準備するのは趣味人でないとやらないか?という思いもあって☆3つ。
一般向けには、試してほしい気持ちは強いが、そこまで写りを気にする場面も少ないだろうと考えて☆2つ。
趣味人は、3000円程度の投資で撮影の幅が広がり、クオリティーも上がるので☆4つ。作った料理をインスタで自慢したいという奥様も趣味人に分類されます。どうぞご活用ください。(ワークショップの先生が同じようなことを言っていました(笑)
私が使用しているものと違いますが三脚もどうぞ。2000円ぐらいで購入できます。経験上、少し高さが出る方が良いです。Manfrottoのミニ三脚も良いのですが、高さの調整があまり効かないのがネックです。
単三6本使用という中途半端なので、8本パックを買う必要がある、というのも減点要素と言われればそうかも。