↓他の記事も読みたい方はこちら
サイトマップと管理人ご挨拶
画像・記事の二次利用も上記まで
※当サイトはAmazonアフィリエイト、Google Adsense、楽天アフィリエイトによる公告を掲載し、収入を得ています。

2017/05/08

実検するおじさん

湖池屋『PRIDE 秘伝濃厚のり塩』と『のり塩』はどれだけ違うのか?【比較レビュー】

結構前ですが、新生湖池屋の渾身の新作としてPRIDE POTATOシリーズが発売になりました。CMが話題になったというのもあり、非常に売れ行きが良いそうです。

で、
昨今のジャガイモ不足により、各所からポテトチップスが消えるという事態になっておりますが、たまたまPRIDEの秘伝濃厚のり塩と、湖池屋のノーマルのり塩を見つけましたので、比較のために購入してみました。

という訳で今回は、PRIDEってどんだけのもんじゃい!(?)というあたりを詳しくレビューしたいと思います。


※スポンサー



〇湖池屋PRIDE POTATOとは?


 プレスリリースを引用しておきましょう。

   以下抜粋
素材、皮の剥き方、洗い方、揚げ方、厚さ、油の種類、仕上げなど、まるで料理を作るように、ポテトチップスづくりにこだわっていた創業時代の情熱を胸に、日本産のじゃがいもを100%使用し、素材も製法も一切の妥協なく、老舗・湖池屋のプライドをかけて理想のおいしさを追求。カラッと軽やかなのに味わい深い、これぞ日本のポテトチップスと呼ぶに相応しい、新生 湖池屋の「一品」が完成しました。
■「KOIKEYA PRIDE POTATO 秘伝濃厚のり塩」
「3種の塩」と風味豊かな国産青のりが織りなす絶妙な味わいに、アクセントで3種の唐辛子をブレンド。口の中に広がるのりの風味と濃厚な味付けがクセになる湖池屋秘伝の味です。
以上

 新たなブランドの顔としての責務を任された渾身の新商品と言えるでしょう。



〇パッケージ




 パッケージはノーマルののり塩は安心感のある見慣れた雰囲気ですね。PRIDEの方は上品で高級感を大切にしているのが分かります。艶消しの表面と湖池屋のロゴマークを前面に出したパッケージは、ブランド化を強く意識しているのを感じますね。
 また、立てやすいパックとなっており、食べやすさや陳列時の見栄えにもこだわっているのかな?と思います。


〇中身の見た目の違い


左がPRIDE 右がノーマル

 何となく違うように見えますが、抜き出したサンプルの差だと思います。ひと袋分を盛ってしまうと、素人目にはパッと見で判別がつきません。青のりの量も、濃淡があるので、何とも言えませんが、写真を見る限りPRIDEの方が多いようにも見えます。

 食べればすぐに差が分かります!そのあたりを詳しく見ましょう。


〇食べた時の差


☆PRIDE  秘伝濃厚のり塩

・パリッと感が強く、クリスピー。
・ほんの少し唐辛子が効いている。
・じゃがいもの味がしっかりしている。


☆のり塩

・ややしっとり(パリッと感が弱め)
・その分、ほくほく感がある。


☆比較すると…


 厚さはほぼ同等だが、食感の違いでPRIDEのほうがしっかりした感じがある。両方共に厚さがあるので食べごたえはあるが方向性が違う。

 PRIDEは口に入れて噛んでいって、後半までパリパリサクサクが残るが、ノーマルは途中から(早い段階で)ホクホクというかモチモチに変わる。

 塩味の濃さはほぼ同等だが、PRIDEの方が塩味が目立つ。PRIDEの方が塩味にうまみがあるように感じる。ノーマルのり塩の塩味は若干トゲがあるというか、変化やうまみが少な目な塩味。先にも書いたが、気のせいかPRIDEの方が唐辛子が効いているように感じる。

 PRIDEの方がジャガイモの味も濃く、塩のうまみも強いため、全体的に複雑な感じがする。ノーマルもおいしいのだが、比べてしまうとやや単調に感じる。


〇感想


 結構違いますね。ただ味付けに関しては、2つをじっくりと比べると違うなぁとしみじみ感じるというレベルで、意識せずに食べてしまうとスルーしてしまう程度でしょう。
 食感の違いは顕著で、PRIDEがパリッパリの仕上がりになっています。これに関しては、おや?と思う所がありまして、ノーマルを食べた感じから推察される『湖池屋はホクホク感を残した食感』を採用していたのではなく、元々はパリパリにしたかったのかなぁ?と…
 そういうことをは置いておいて、PRIDE自体のパリパリ感ですが、やや厚切りでパリパリした食感であることから、他のポテトチップス商品と比べて食べごたえがりますね。もちろん、カルビーの『堅あげ』に比べればライトです。
 全体を通しPRIDEの方が味全体が複雑で、旨みがあります。青のりの風味やうまみのある塩、ジャガイモの味を大切にしていることから、ビールで流し込むというより、辛口の日本酒なんかを合わせてもうまいかもしれませんね。
 色々書きましたが、のり塩ポテトチップスの系譜の上に完全に乗っかっています。その上で、細かな部分にこだわっています!という商品になりますから『のり塩好きなんだよな!』という人は試す価値があると思います。下記のAmazonの評価欄が結構荒れていますが、のり塩が好きでもない人は、高いだけの『のり塩ポテチ』に感じてしまうと思いますよ…

 なんかプレミア価格で販売している業者もいるみたいですが、コンビニなどで見かければ買っても良いかなと思いますよ。松茸香る極みだし味もあります。


お菓子や飲料類のレビューはラベルの食品・飲料から閲覧できます。また、ラベルの買い物かごの中身から、その他、各種レビュー記事が閲覧できます。



※ スポンサー