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2023/05/08

実検するおじさん

最近のクリップチューナーは反応が良いなぁという話[KORG PITCHCLIP2+]

クリップチューナーの販売開始が2004年(参考サイト)だそうで、自分がギターを始めた1995年頃には無かったので印象にないはずですね。再びギターを始めた2010年頃では、検出が不安定で安物ではまともにチューニングできなかった印象があります。そりゃ実用化から数年の新技術で廉価版だと安定しませんよね。
クリップチューナーを何度か借りたりして使ってきましたが購入は初かも。KORG PITCHCLIP2+を使ってみてびっくり。ちゃんとしているわ。

○最近のクリップチューナーが優秀な理由

 クリップチューナーのキモは振動を敏感にできることでしょう。これは加速度センサが小型化かつ高精度化したことが効いていると思われます。加速度センサの技術は身近なところではスマホ、スマートウォッチ、ゲームコントローラなどにたくさん使われていて、センサ関連の稼ぎ頭と言えるでしょう。それだけに高性能化が進んでいると感じています。振動さえ検出してしまえば、通常のチューナーと同様の信号処理で音の高さを割り出せばよいわけです。

 そうなると、センサはどのメーカーも同じようなものを使うわけで、信号処理の部分も大差ないでしょう。なので、それなりの値段、2000~3000円出せばほぼ同等の性能が得られるはずです。あとは筐体の設計が優れているかどうか、でしょうか。KORGやBOSS、ダダリオ、TC Electronicsなど、定番品を選んでおきましょう。


○KORG PITCHCLIP2+をオススメする理由  PITCHCLIP2+の機能は、ディスプレイが見やすく改善されたこと、ディスプレイの角度調整幅が広くて見やすい角度に設定できること、基準周波数のキャリブレーション機能があることなどでしょう。

 自分がオススメするポイントは、クリップが優秀であることと、ディスプレイの角度調整が優れていること、ベースのLow Eも安定して検出することです。
見やすい方向にディスプレイを向けることができています。これが非常にありがたい。

 ベースの分厚いヘッドにも安定して取りついている他、レギュラーチューニングのLow Eも検出できています。一瞬ふらつくことはありますが、結構安定して検出してくれますよ。

 電池は最初からマクセルが入っていました。長年、ほったらかしになると思われる電池ですから、安心のマクセル製であるのは嬉しいですね。さすがKORG分かっている。


 言えることってこんなもんなのですが、買っておいて損は無いとおすすめしておきます。チューニングはこまめにしましょう。特に初心者の人は。