勤め先の教育プログラムにて、Skeypeを利用したネット英会話を受講する機会を得ました。
提供する会社も増え、比較的安価にチャレンジしやすい環境が整ってきました。広告などによって知名度も高まっているように思います。関心も高まっているようで、私がこのネット英会話に参加する機会を得たことを知っている人は『どんな感じ?』と聞いてくることも多いです。
というわけで、このシリーズでは『実際どんな感じか?』っていうのを残しておきたいと思います。参考になる人がいればよいですが。
第一回目は導入と言うことで、英会話の訓練がなぜ重要なのかという点と、ネット英会話の利点を説明したいと思います。
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〇最初に私の英語レベルは?
私の英語レベルは、仕事で使う技術的な内容が書かれた文章(ICのデータシートなど)を読むのはある程度できる、簡単な単語を使った簡単な内容の相手の話を聞きとってある程度理解できる(ゆっくり話してくれれば)、自分で話を作って表現するのは苦手、という程度です。
正直、偉そうにこういう記事を書くようなレベルではありませんね。所属する会社によって教育レベルは違うと思いますが、技術系の場合は、超苦手の人がたくさん(2/3?)いて、ものすごくできる人が一握りいて、それなりの人が1/3より少ないぐらい?っていうバランスだったりしますので、低レベルです、とも、それなり、とも言えない中途半端なランクとも言えます。
〇英語を用いた会話練習の重要性
先に少し書きましたが、勤め先の教育プログラムにて、会社の補助を受けてネット英会話を受講する機会を得ました。私がこのプログラムへの参加を打診されたとき、即答で参加を表明しました。というのも、英会話の重要性を認識していながらも、なかなか取り組めないでいたからです。
重要性を認識したきっかけは、海外(中国)で業務を行った際の経験です。
私が以前、仕事で中国に出張した際、現地の有名な大学の学生とかかわる機会がありました。中国の優秀な人材は、基本的に英語が話せます。(結構な中国訛りだったりしますが、それでも言いたいことを表現できるレベルにあります。)
そんな中で自分は、なかなか言いたいことを表現できず、一言目を発することができないことが多かったです。(技術的な内容は、キーワードと身振り手振り、実演すれば説明できるのですが…)
その際、私が感じた重要なポイントは『必要なのは英語のスキルではなく一言を発する度胸だ』ということです。
ですので、英会話スクールのように『とりあえず何か言う』という訓練は非常に有用だと考えています。
〇とりあえずネット英会話の特徴をまとめる
さて、英会話の訓練の重要性を述べたところで、ネット英会話の特徴をまとめてみましょう。
1.自宅に居ながら英会話の練習ができる
2.比較的安価
3.開始時間の制約が少ない
4.1対1での英会話ができる
この4つぐらいでしょうか?
これらの特徴は、私のような『なにかしなきゃな…』と思いながら何もしていない人に適していると思います。
実際問題、取り組む意欲が高い人は、この記事を読む前に何か取り組んでいると思います。また、やってみようか悩んでこの記事にたどり着いた人は、やりたい気持ちがあるけど二の足を踏んでいる、気持ちはあるけど取り組めていないというレベルの人だとも思います。そういうレベルの人は特に、一言目が出てこない、というレベルにあたると思っています。
チャレンジの第一歩を踏み出せない人にとって、英会話教室との物理的な距離が問題となることがあると思います。レッスン時間に加えて往復時間もやりくりするひつようがありますし、電車移動なら電車賃もいりますし、身の回りに良い教室が無ければさらに不便です。
そもそも、良さそうな英会話教室を探す、というところから始めなくてはならず、私のように車通勤の地方住まいだと、なかなか難しいです。(都心部なら少し話が変わりそうですが)
その点、ネット英会話なら、1つ目の特徴を生かして、ネット環境さえ整えておけば、いつでもレッスンすることができます。
また費用も気になるところです。様々な分野で良くあることですが、その分野に取り組んでいる人にとっては、当然かつ安い投資でも、未経験者からしたら高いと感じて踏み出せないということがあります。変な例えですが、ヘッドホン好きからすれば『1万円のヘッドホンは最低ライン』と言えば、慣れない人からすれば驚くでしょうが、好きな人からすれば『そんなもんかな』ぐらいです。
で、英会話に戻りますが、どのネット英会話でも、おおよそ月5000円~といったところです。レッスン回数については別の記事にて述べますが、熱心に取り組んで5000円で1レッスン(30分)×20回/月ぐらいかな?と思います。実際に参加してみて1回250円ならば安いなと感じます。英語を学習してステップアップしたい人にとっては、月5000円なら、なんとか捻出できる価格ではないかな?と思います。
多くのネット英会話会社では1ヶ月定額制を取っており、回数が多くても少なくても5000円というシステムが多いです。(1日の受講上限があったりします。)ということは、毎日がんばれば、それだけ有意義で安く取り組めて、忙しいからと怠けると高くつく、ということになります。
つづいて開始時間についてですが、店舗として開設された英会話教室で、深夜まで営業しているところを探すのは難しいでしょう。(都心部ならあるかと思いますが、地方だと壊滅的)その点、ネット英会話ですと、私が受講しているところであれば、朝5:00~深夜24:30開始が選べますから、よほど激務な人でなければ受講可能かと思います。
〇まとめ
なんとなく読めるけど話せない、という人には、単純に『話すこと』の訓練が重要です。どうやって取り組めばよいのか分からないという人にとって、ネット英会話を検討してみてはどうでしょうか?
また、通学型英会話に取り組むことへの心理的・物理的ハードルがあって取り組めていない人にとって、ネット英会話はチャレンジしやすい仕組みです。
このように『やらなきゃだめなんだけどなぁ』という、私のような(苦笑)意識だけあるけど動けていない人々にとって、ネット英会話を利用した会話の訓練は、金銭面・物理面でも一歩目を踏み出しやすい点から適していると提案いたします。
次回は、実際にネット英会話ってどうやって受講するの?というあたりを説明します。
大人の習い事(英会話)のラベルではシリーズとしてネット英会話の紹介をまとめています。ご興味がある方は、ぜひこちらもご覧ください。
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