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2019/10/22

実検するおじさん

第一種衛生管理者試験の受験資格や申請に必要な書類を説明します

第一種衛生管理者の試験を受けることにしました。
衛生管理者試験の受験申請書の入手方法と必要書類と申請方法

受験に向けて手続きを始めたのですが、これがまた面倒くさい!!これまで受けてきた資格試験の中で、ずば抜けて面倒でした!!

というわけで、受験に向けての注意事項や準備しておくことを書き残しておきます。


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〇第一種衛生管理者試験を受けよう!


 訳有って第1種衛生管理者の資格試験を受けることにしました。この記事に訪問いただいた方は、どのような資格かは理解していると思いますので、そのあたりは割愛します。

 受験資格もいくつかのパターンがありますが、多くの人が利用するであろう条件で、私も活用した実務経験1年+大学卒業について紹介します。



〇第一種衛生管理者試験の受験資格は?


 受験の手引きを参照すると、いくつかある受験資格のうち、多くの人が利用しそうな項目は以下です。分かりやすいように書き換えていますので、くれぐれも公式の情報をご確認ください。(公益財団法人 安全衛生技術試験協会 案内より


大学・短期大学、高等専門学校を卒業した者(もしくは学士の学位を授与された者)で、その後1年以上労働衛生の実務に従事した経験を有するもの。
高等学校または中等教育学校を卒業した者で、その後3年以上労働衛生の実務に従事した経験を有するもの。
10年以上労働衛生の実務に従事した経験を有するもの
おそらく、例示した上2つか、ベテランさんなら3つ目を採用するパターンが多いかと思います。今回私は1つ目の要件を利用しました。



〇受験に向けて最初にやるべきこと


 まず最初に、受験申請書を入手しましょう。これはマジで絶対に最初にやりましょう。

 これらの必要書類は各地の安全衛生技術センター(所在地は公式サイトへ)にて直接入手するか、郵便経由で請求する必要があります。このセンターは市街地からかなり離れた場所にあるため、よっぽど偶然に近くに住んでいる人以外は、郵便経由で請求するほかありません。



☆受験申請書の請求方法は?


 センター宛の封筒に、自分宛のあて先と指定の額の切手を貼った、指定のサイズの封筒を入れて「何の試験の申請書を何部欲しいか」を記載したメモを同封して送付します。私の場合は、自分への返送用の封筒の目立つ場所に「第一種衛生管理者免許試験 申請書1部請求依頼分」と書いて送りました。これでも十分に対応してくれました。


 請求のための封筒を入れた物を送って、向こうに届いてから、1~2日後に返送してくれて、手元に届くまで長く見て1週間です。

 ■受験申請書の請求先は
  安全衛生技術試験協会の公式サイトをご覧ください



〇日程を確認しよう


 次に、日程を確認します。各地のセンターでは月に1~3回(関東・近畿は週1回)程度試験が行われていることが多い一方、試験実施の曜日がバラバラ(むしろ散らしている)ので、都合の良い日程は限られています。特に土日に行われる日程は貴重です。


 今回私は、住んでいるところに近いセンターではなくて、実家の近くのセンターで受験することにしました。そういった都合で土日の試験日程の方が都合がよく、そこを狙うと…「めっちゃピンポイント!」となってしまいました。

 受付の開始は「その試験日程の2か月前から」となっています。例えば4月1日に試験があるならば2月1日に受付開始です。公式サイトにて受付の埋まり具合が確認できます。そこそこ埋まるのが早いので注意が必要です。(1ヶ月前では間に合わないと思った方が良い) 結構埋まってきていますよ!という状態から受験しようと決めても、申請書を入手して、後で述べる必要資料を集めるのに時間がかかって、希望の日程で受験できない!ということも十分に考えられるので、とにかく最初に申請書を入手すべきなんです!!





〇用意する書類は?


☆大学の卒業証書(複写)には原本証明が必要

 大学の卒業証書か、それに準じるものをA4サイズにコピーします。

そして、ここから重要ですが「このコピーが偽造でないこと」「この人が実在すること」について事業所の偉いさんに一筆書いてもらう原本証明が必要です。以下は公式サイトの抜粋です。画像をクリックすると高解像度で見れます。
衛生管理者試験の事業者の原本証明とは?
※参照:安全衛生技術試験協会の公式サイト(添付資料について)

 私は、このことを公式サイトにさりげなく書いてあるのを気付くことができず、受験のしおりを読んでいる時に気が付いて慌てました。



☆実務経験の証明書

 「この人は、この事業場にて、衛生管理者試験を受ける条件となっている安全衛生に関わる業務について、この(書かれている)期間、従事していたことを証明します」ということを一筆書いてもらいます。このフォーマットが受験の手引きに添付されていますし、ネットでもダウンロードできるので使ってください。

※PDFリンクがあります↓
 安全衛生技術試験協会の公式サイト(受験資格について)

 ちなみに「安全衛生に関わる業務」とは、上記のPDFに各種例示されており、どの業務を携わっていたか?は書く必要ないので、だいたい当てはまっていればOKです。(多くの人の場合、例示されている業務を1つだけではなく「色々やってた経験がある」と思われます。)


☆身分証明書

 運転免許証の両面コピーが必要です。両面が要求されている点が面倒ですが、一般的な項目かと思います。


☆証明写真

 現地での本人確認のために証明写真が必要です。合格できたら免状を発行する際にも1枚必要ですので、残った分は取っておきましょう。


○面倒な窓口での受験料の振り込み


 そして面倒なのが、受験手数料を『金融機関の窓口で』振り込む必要があります。ゆうちょ銀行でOKですが、平日の窓口が開いているタイミングを狙って行く必要があります。こういうことがあるので、申請書は可能な限り早く入手すべきなのです…。



〇受験申請書の送付について


 私は日曜日の試験日程を絶対に外したくないと思っていたので、申込開始ジャストに届くように資料を準備しました。しかし、先に書いた卒業証書のコピーに事業所の偉いさんに一筆もらう必要があるのに後で気が付いて、ロスタイムが出て…おそらくセンターに届いたのが申込開始の次の日か2日後でした。

 なお、申請が受理されて、受験票となるはがきが自分の手元に届いたのが、申請書を提出してから1週間弱後といったところでした。



〇一度不合格になると…


 実は、1度目の試験で不合格となってしまいました…(その時のお話) この場合は、大学の卒業証明や実務経験の証明書は準備不要です。不合格の連絡通知が『次回試験時の証明書類の代わり』となるためです。ですので、不合格となっても、不合格通知を捨てないようにしましょう。


〇衛生管理者試験のおすすめの過去問題集


 勉強方法については別記事を用意しようと考えていますが、ネットや合格者の話を総合すると、基本的に過去問を何度も解いて傾向を覚えていくことが重要だそうです。
 というわけで、試験→合格までのコストを抑えたいのが正直なところなので、過去問だけを買ってきました。第一種衛生管理者用のテキスト(解説書)や過去問は、大きな書店であれば多種販売されています。その中で、解説が自分にあっているかな?と感じたことと、過去問の数が多いことから以下のものを買ってきました。あと、比較的安い。



 これは、各回が1セットになった模試形式になっています。本によっては、ジャンル別で1問1答式のものもありますので、自分のスタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。



○最後に


 今回は、受験しよう!と決めた人がどのような手続きが必要か?や、手続き上での注意事項をまとめました。

 ちょくちょく問題を解いていますが、テキストが無いのが不安になるような問題で、テキストを追加購入するか悩み中です。このあたりの進捗や、(できれば)合格体験記などを今後まとめたいと考えています。

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